毎日メールやLINEを送り合う

仕事でメール恋愛相談を受けている筆者の元には、「かなり仲が良いはずなのに、彼から告白してくれない」という悩みが多く寄せられます。文面を拝読する限り、確かにいい雰囲気なのに……という印象にも関わらず、です。

ですが、告白という行為は、男性にとってもかなり勇気を要するもの。「告白したらOKをもらえるかも」という段階まで距離が近づかないと、なかなかできないことなのです。では彼が、「OKかも」と思い、告白してくれるようになるためには、どうしたらいいのかを、今回はお伝えします。

■彼の"生活の一部"になる

イコール、彼の生活習慣の中に自分自身が食い込む、という意味です。例えば、仕事が終わったら毎日、「お疲れさま、明日も頑張ろう」というメールやLINEを送り合う。これをたった数ヶ月続けただけでも、あなたは彼の生活の一部と化します。長いラリーは必要ありません。むしろ毎回長いラリーをすると、「今日は疲れているからやめておこう」と、連絡が途絶える理由になってしまうからです。

そうやって彼の生活の一部になることができれば、彼はあなたが生活から欠けることを寂しく感じ、「一緒にいないと寂しい」という理由から、告白する勇気を得やすくなります。

ただし、毎朝のモーニングコールやお弁当作りは「いないと困る」という都合のいい女扱いされることもあるので、上級者向けかもしれません。

■「好き」という言葉を使わずに好意をアピールする

「◯◯君のそういうところ、いいよね」と、頻繁に彼をほめる、自分から積極的に、「一緒に◯◯に遊びに行きたい」と誘う、何かを相談する時は、「◯◯君にしか相談できないんだけど」と前置きを入れるなどが一例です。「好きです」という切り札は彼に渡したまま好意をアピールすれば、彼は「告白したらOKをもらえるかも」と思い、勇気を出しやすくなるはずです。

■ハッキリとした言葉で切り出す

最も勇気が要る方法ですが、最速で答えをもらえる方法です。「私のこと、どう思ってるの?」または「私はあなたのことを単なる友達だと思ってない。あなたは?」と、ソフトな言い方で聞く、「つき合わないならもう会わない」と宣言するなどが例です。

先にも触れましたが、男性にとっても告白は女性と同様、かなり勇気を要する行為。男性から告白してもらいたいのであれば、「告白しやすい環境作り」は女性の役目といえますから、上記から自身に合った方法を選んでみてくださいね。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1800人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。無料恋愛相談も実施中(休止中の時期もあるため事前に必ずブログを参照のこと)。