現在テレビ東京系にて放送中の特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒の花-』の本日6月13日25:23より放送される第11話「漫画」に、漫画『るろうに剣心』の原作者である和月伸宏氏が取材協力として参加していることが明らかになった。

『牙狼<GARO>-魔戒の花-』

第11話「漫画」には、アシスタントに馬鹿にされる売れない漫画家・カワバタセイジ役に石井正則、ライバルの人気漫画家役にイジリー岡田がゲスト出演。本編中に登場する架空作品『マカイキング』は、漫画『ヤング ブラック・ジャック』の医療監修などを務める後藤伸正氏と、『探偵オペラ ミルキィホームズ』の企画・原作を手がける「クロノギアクリエイティヴ」の取締役・久保亨氏のコンビが担当している。

架空の漫画雑誌「ぺろぺろキャンディーズ」の表紙は、『探偵オペラ ミルキィホームズ』などで知られるイラストレーターのたにはらなつき氏が、この撮影のためにオリジナルイラストを描き下ろし。そして、本作に登場する漫画家・カワバタの仕事部屋セットは、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の読み切り新作を発表した和月氏のアトリエを美術スタッフが実際に取材し、そのアトリエを参考に制作されたという。

本編の美術セット

和月伸宏氏のアトリエ

本編では、「漫画」を武器にするホラーと主人公の冴島雷牙による、二次元と三次元の融合した斬新なアクションシーンが描かれ、「漫画」を一気読みするような興奮を味わえるとともに、漫画と『牙狼<GARO>』の世界観が融合した異色回となる。第11話「漫画」は、6月13日25:23からテレビ東京にて放送される。その他の地域の放送時間については、公式サイトまで。

6月20日に開催される「GARO CREATOR’S kNight」

さらに、6月20日にお台場「東京カルチャーカルチャー」で開催されるスペシャルイベント「GARO CREATOR’S kNight」が、ニコニコ公式生放送で中継されることが決定。本イベントは、『牙狼<GARO>』の造形・デザインにフィーチャーしたトークショーで、原作・総監督の雨宮慶太氏を筆頭に、ザルバの生みの親でもある造形作家の竹谷隆之氏、第10話でカメオ出演を果たした漫画家の桂正和氏、アニメ版『牙狼<GARO>-炎の刻印-』で監督を務める林祐一郎氏が出演する。『牙狼<GARO>』にまつわる造形や凝ったデザイン、入手困難なフィギュアの話題、そしてアニメ版『牙狼<GARO>-炎の刻印-』の最新情報など、クリエイター陣によるコアなトークが繰り広げられるという。6月20日19:00より放送予定。

『牙狼<GARO>-魔戒の花-』は、魔獣を狩ることを宿命付けられた魔戒騎士"牙狼"の活躍を描く人気特撮シリーズの4作目。魔獣エイリスを封印した石盤「メシアの涙」が破壊されたことを発端に、封印の礎となっていた9体の魔獣が復活し、魔戒騎士・冴島雷牙が立ち向かう。総監督・脚本は雨宮慶太氏が務め、 原点回帰として1話完結の構成で新たな『牙狼』が描かれていく。主要キャストは、主人公・冴島雷牙役に中山麻聖、ヒロイン・マユリ役に石橋菜津美、クロウ役に水石亜飛夢、そのほかにも柄本時生、松方弘樹、松坂慶子、日村勇紀、天野ひろゆきなど豪華出演陣が名を連ねている。

(C)2014 雨宮慶太/東北新社