猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は、千葉県の柏市にある1DKのマンションを紹介する。

武田ビル202号室

猫付きマンションとは

猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。

飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。

公園やコンビニもすぐそば

今回、案内する「武田ビル 202号室」は、東武野田線「新柏駅」から徒歩17分の場所にある。駅までは少し距離があるが、マンションの目の前にはバス停があるため、駅への移動は楽だ。

間取りは1DK

ダイニングの横には、6畳の和室が付いている。畳の上で猫と一緒に寝転んで過ごす、という休日も過ごせそうだ。ダイニング・和室とも日差しが入り、とても明るい。

左)押入れ 右)浴室

バス・トイレは別。収納スペースとして、押入れも付いている。

左)ダイニング 右)1口ガスコンロ付き

左)洗面台 右)コンパクトにまとめられたキッチン

マンションからは、コンビニや公園までは歩いて1分と生活しやすい環境も整っている。また、部屋にはあらかじめ照明器具やエアコン付。また、CATVやインターネット(無料)の利用も可能だ。

賃料は、月額4万円(管理費込み)。礼金は0カ月、敷金1カ月(ペット飼育時は1カ月)。償却1カ月。なお、同物件利用にあたり、保証会社の利用が必須となる(家賃50%~)。

猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。

物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。

レポート記事

実際の猫マンションでの暮らしぶりはこちらから。猫マンションに住んでいる人を取材した。