JR西日本、富山ライトレール、万葉線の鉄道事業者3社と富山県射水市は7月19日から共同で、共通1日乗車券「鉄軌道王国とやま 1日周遊乗り放題きっぷ」を発売する。

JR富山駅と富山ライトレールの電車

このきっぷは、JR北陸本線(富山~高岡間)、富山ライトレール全線、万葉線全線、射水市コミュニティバス(海王丸パーク・ライトレール接続線)で使える土休日限定の1日乗車券。JRは普通列車に限り乗車できるが、別途乗車券・特急券を購入することで特急列車の利用も可能。北陸新幹線開業後の公共交通機関の利用促進に向け、富山県が主体となって進める「企画きっぷ」の社会実験に協力する形で実現した。

発売額は大人1,000円、小児500円。対象区間を1周をする場合の通常価格より3割安く、沿線施設の割引特典も付く。利用期間は7月19日から11月30日までの土休日で、発売期間は7月1日から11月30日まで。富山県内の17カ所のJRの駅で購入できる。利用当日の購入も可能だ。購入時には乗継ぎダイヤや利用エリア、沿線施設などを案内する「おとくガイドマップ」がもらえる。