Ringlyという米ニューヨークベースのベンチャー企業が指輪型のデバイスを発表した。単なるウェアラブルというより、18金の土台にエメラルドなどの宝石を配した立派なジュエリーだ。ウェアラブルがいよいよファッションと融合し始めたことを思わせる。事前予約を受付中で、価格は25%割引の145ドル。専用アプリはiOS/Androidに対応する。
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STARGAZE(Black Onyx) |
WINE BAR (Pink Sapphire) |
DAY DREAM(Rainbow Moonstone) |
INTO THE WOODS(EMERALD) |
Ringlyは主に女性向けのウェアラブル端末。Bluetoothを利用してスマートフォンと連携して、電話の着信やメッセージの受信などを通知してくれる。Ringlyは、「スマートフォンがカバンの奥底に入っていたために重要なメッセージを見逃した、などのことがないように」と、指輪型にした理由を説明している。
iOSまたはAndroid向けの専用アプリをダウンロードし、指輪と接続することで電話、メッセージ、アプリ、電子メール、SNS、スケジュールなどを知らせてくれる。「Uber」「Twitter」「Pinterest」「Facebook」など一部アプリとの連携も可能。Uberの場合、タクシーが到着したことを知らせるなどのことも可能という。通知の方法は、指輪本体が点灯する、またはバイブレーションとなる。バイブレーションパターンは4種類あり、カスタマイズも可能だ。
スマートフォン側との通信距離範囲は20~30フィート(約6~9メートル)。通信は暗号化されており、データを安全にやり取りできるという。防水加工済みで手を洗うなどのことは問題ないが、ぬれた状態を回避するようアドバイスしている。
iOSはiOS 7以上が必要で、端末はiPhone 4S/iPhone 5/iPhone 5C/iPhone 5S、それにiPad Mini/第3世代のiPad以上、第5世代のiPod Touchに対応する。Androidはバージョン4.3以上のスマートフォンおよびタブレット。
Ringlyは2013年に創業したスタイルとシンプル性を重視した技術企業で、「技術はもっとわからない形で人々の生活に統合できると信じている」と信念を語っている。今回の指輪コレクションが初製品となる。
ブラックオニックスの「Stargaze」、ピンクサファイア「Wine Bar」、レインボウムーンストーン「Daydream」、エメラルド「Into the Woods」の4種類。すべて価格は195ドルだが、25%割引の145ドルで事前予約を受付中。
(記事提供: AndroWire編集部)