日本時間6月13日、いよいよ「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会」が開幕する。5大会連続出場となる日本は一体、どのような成績を残すことができるのだろうか。気になる日本代表の試合や他グループの好カードの試合時間をまとめてみた(時間はすべて日本時間)。
まずはザックジャパンが戦う時間帯をしっかりとチェックしておこう。
6月15日(日)10時~ 日本対コートジボワール
1次リーグ初戦は、ディディエ・ドログバ、ヤヤ・トゥレ、ジェルビーニョなどのタレントを擁するコートジボワール。攻守に存在感を発揮する司令塔のヤヤ・トゥレは、ケガの影響もあって日本戦に出場するかは微妙な状況だ。
日本として大事になってくるのは、「勝ち点を取る」ということだろう。過去4大会で2度、日本は1次リーグを突破している(2002年、2010年)が、どちらも初戦で勝ち点をゲットしている。逆に1次リーグ敗退となった1998年と2006年はいずれも黒星スタートを喫している。最低でも、引き分けで勝ち点1を取っておきたいところだ。
6月20日(金)7時~ 日本対ギリシャ
2戦目は堅い守りが特徴のギリシャ戦だ。万一、コートジボワール戦を落としていた場合、ここで勝利を手にしない限り、1次リーグ突破の可能性はかなり低くなるだろう。逆に、初戦で勝ち点3を得ており、ギリシャにも勝利することができれば勝ち点は6となる。ほぼ1次リーグ突破は確実となり、最終のコロンビア戦は主力を休ませるなどの選択肢も出てくる。そういう意味では、初戦以上に大事な1試合と言ってもいいのではないだろうか。
6月25日(水)5時~ 日本対コロンビア
1次リーグ最後の相手は、グループ内最大の強敵と言っていいであろう、FIFAランキング8位のコロンビアだ。「名将」ホセ・ペケルマン監督が、テオフィロ・グティエレスやカルロス・バッカらのアタッカーをはじめとするタレントぞろいのチームをまとめあげる。サムライジャパンは、できる限り重圧の少ない状況でこの強敵に挑みたいところだろう。
世界最高峰プレーヤーが続々登場
もちろん、日本戦以外でもサッカーファン必見の好カードが1次リーグからめじろ押しだ。一例を紹介しよう。
6月13日(金)5時~ ブラジル対クロアチア
今大会のオープニングカード。地元サポーターの大声援を受けて、王者・ブラジルがどのような試合を見せてくれるのか。
6月14日(土)4時~ スペイン対オランダ
前回優勝スペインの開幕ゲームの相手は、なんと前回準優勝のオランダ。互いの今大会初戦は、「因縁の一戦」となる。「無敵艦隊」スペインは、今大会でもその存在感を見せつけてくれるのだろうか。
6月15日(日)7時~ イングランド対イタリア
今大会の「死のグループ」と呼ばれるDグループのカード。イタリア、イングランド、ウルグアイ、コスタリカの4か国は、コスタリカ以外はワールドカップでの優勝経験を持つ。FIFAランキング9位と10位によるこのゲームは、熱戦になること必至だろう。
6月16日(月)7時~ アルゼンチン対ボスニア ヘルツェゴビナ
バロンドール受賞4度を誇る「アルゼンチンの雄」リオネル・メッシが満を持して登場する1戦は見逃せない!
6月17日(火)1時~ ドイツ対ポルトガル
メッシと並ぶスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドがいるポルトガル代表の試合も必見に値するだろう。
上記カード以外にも好カードが多数あるため、これから1か月間、世界中のサッカーファンにとっては眠れない日々が続きそうだ。
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