次期iPhoneに関する噂とならび、iPad新製品に関する話題も盛り上がりつつある。昨年2013年10月に薄型軽量化を目指した「iPad Air」が発表されたが、今年も同時期での新製品投入が見込まれるからだ。海外報道によればディスプレイやサイズの基本スペックはそのままに、プロセッサやカメラ機能強化、Touch ID搭載が見込まれるとしている。
同件は韓国ET Newsの報道を引用する形で、MacRumorsなどが報じている。それによれば、9.7インチで2048×1536という解像度は従来のままで、新プロセッサのA8を搭載してパフォーマンスと省電力がさらに強化され、背面カメラは800万画素へと強化された大型センサー搭載で画質がさらに明るくなり、Touch IDを採用する見込みだとサプライチェーン筋は説明しているという。またリリース時期は9月または10月だとしている。iPad miniの登場も同じ時期で、やはりいくつかの点で性能強化が図られているという。
ディスプレイについてはLG Displayが6月中にすでに生産を開始しており、それにシャープとSamsungが間もなく続く予定だという。以前にも説明したように、具体的なメーカー名がソース中に出る場合には取り扱いに注意が必要だが、基本的な情報は想定の範囲内を出ていないため、一定の説得力を持っている。次のiPad製品群では(iPhone 6と比べた場合の)具体的な登場時期と、Touch IDの有無が大きなポイントになると思われる。