所変われば、朝の過ごし方も変わる |
IKEAはこのほど、ニューヨークやパリなどの世界8都市の朝のライフスタイルをまとめたリポートを発表した。同リポートは、各都市の市民1,000人以上を対象に実施した世論調査を基にしており、「各国の朝事情」がよくわかる内容になっている。
各国の市民の特徴は、「LIFE AT HOME REPORT」とのタイトルで紹介されている(内容は英語)。今回の調査対象となった地域は、「ニューヨーク」「パリ」「モスクワ」「ムンバイ」「ベルリン」「ロンドン」「上海」「ストックホルム」となっている。一部の都市圏の人々の朝の過ごし方を簡単に紹介していこう。
ニューヨーク
多忙を決めるニューヨーカーたちは、3分の1がストレスを抱えながら起床するという。他の8都市に比べて朝食を摂(と)っている人の割合が少ない。摂(と)れたとしても、5分以内に済ませないといけないほど忙しく、大半はベッドでも携帯を握り締めたままとのこと。
ベルリン
4割のベルリン市民はストレスフルな朝を迎えており、そのうちの42%は「自分は午後に強い人間だ」と思っているという。この、いわゆる「午後型人間」の半数以上は1日に1回居眠りをし、36%は1回以上居眠りをするという。
ムンバイ
同リポートによると、ムンバイの人たちの大半は穏やかに起床し、8都市の中で最も「幸せな目覚め」を迎えているという。上海に次いでよく朝食を摂(と)る傾向にあり、13%は朝からパートナーと愛を確かめあうそうだ。この数字は、今回の8都市の中で最多とのこと。
モスクワ
モスクワの女性の約4割は、「朝が一日で最もストレスフル」と回答している。仕事などで夕食を家族らと一緒に食べることが難しいモスクワの人たちは、「朝食が一日のうちで最も大切」と考えている。ただ、半数以上の女性が家族などのために朝食を作っている一方で、男性でそうしているのはその5分1ほどしかいない。そういう事情もあってか、男女間における朝に対する考え方のギャップは、モスクワが8都市の中で最も出ているという。
「LIFE AT HOME REPORT」では、各都市のより細かなライフスタイルなどが、データと共に紹介されている。一度、自分の「朝事情」と比較してみてはいかがだろうか。
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