スープビュッフェマシン

ハナマルキとネスレ日本はこのほど、共同で和洋スープを1台で提供できる、新コンセプトサーバー「スープビュッフェマシン」を開発したことを明らかにした。

同製品は、「味噌汁」「コーンスープ」「コンソメスープ」を1台で提供することを可能にした新しいスープサーバー。1杯(120ml)あたり、12秒という短時間で提供する。1杯ずつ抽出するので煮詰まらず、いつも作り立ての味わいが楽しめる。また、「廃棄ロスが出ない」「ピーク時の補充の手間がいらない」といったメリットもあるという。

味噌汁の味噌は、香りがよく濃厚なコクの味噌汁を提供するために、ハナマルキが特別に開発した。コーンスープ、コンソメスープは、ネスレ日本の「マギー」ブランドを使用。クリーミーなコーンスープと、あっさりしてまろやかな味わいのコンソメスープを提供する。

両社は、対象顧客として、ホテル、ビュッフェ、飲食店、レジャー施設などを想定している。その中でも特に、近年増加する経営効率化のため、スープや飲料サーバーを導入する店の需要に対応できると考えているという。