メサゴ・メッセフランクフルト社は4日~6日の3日間、「インテリア ライフスタイル」を、東京ビッグサイトで行った。同展示会は、国内外の家具やインテリア雑貨関連商品を展示する"アジアNo.1規模"の国際消費財見本市。このたびの出展社数は過去最大の819社、3日間の入場者数も過去最多の2万7,827名に上った。
「インテリア」と「恋愛」は、深い関係性があるのではないだろうか? マイナビニュースにも「センスが良いと感じるインテリア」や、「ドン引きしたインテリア」など、部屋に招かれた女性が、部屋のインテリアをどのように思っているかを紹介する記事がある。
そこで今回は、数ある展示品の中から、独断と偏見による「恋人作りに役立つかもしれない」インテリアアイテムを4点紹介したい。
この顔は……!
まずはつぶらな瞳、どこかで見覚えはないだろうか? そう、「LEGO」の人形(ミニフィグ)だ。会場に入って1番最初に目についた同製品は、アカツキコーポレーションが展示する小物入れ。ミニフィグの頭部を大胆に使った、収納力とシュールさを兼ね備えたアイテムとなっている。
同社によると、展示会での評価は「上々」。ブロックの形の小物入れも展示されており、若い女性からも「LEGOだー!」「懐かしい!」といった声が聞こえた。インテリア小物として使うのはもちろん、両親から子供へのプレゼントにも最適だとのこと。同製品は現在、国内外のLEGOショップで販売されており、同社はインテリアショップなどでの発売に向けてライセンスを申請中だという。
ちなみに会場では、写真の男の子バージョンだけでなく、ガイコツ、カボチャ(ジャック・オ・ランタン)、女の子バージョンも展示。部屋に男性バージョンを飾っておけば、遊びに来た女の子は「LEGOだー!」と気づくだろう。「女の子バージョンもあるよ」とさり気なく教えてあげれば、女の子次第で、おそろいを狙えるかもしれない。
モロッコ風ルームシューズ
北アフリカ北西部のモロッコは、日本人にはあまりなじみがないように思われるが、若い女性中心に人気が出てきている国だ。
モロッコ雑貨を扱うモロッコスタイルでは、たくさんのバブーシュを展示。モロッコの伝統的な履物であるバブーシュは、ヤギや羊の革でできており、履いていくうちに足の形になじんでいくのが特徴だ。履き心地だけでなく、ビーズやスパンコールがあしらわれたカラフルな色使いと、スリッパとは異なる足音の響きにくさから、ルームシューズとして購入する女性が多いとのこと。
恋人が欲しい人は、気になる人専用のバブーシュを準備するのはどうだろう。その履き心地の良さを体感しに、部屋を再訪してくれる可能性もゼロではない。
停電もこの子がいれば大丈夫
続いて紹介したい製品は、アッシュコンセプトの「LUMIBABY」。同社はデザイナーのアイデアをサポートして製品化する活動を行っており、笠原英里子デザインの同製品もその1つだ。見た目は、ぽってりとしたおしりがチャームポイントのかわいらしいデザイン。胴体はシリコン製で、おへそのあたりをワンプッシュすると、頭部のLEDが点灯する。
名前は「BABY」だが、「夜にトイレへ行くとき」や「急な停電など万が一のとき」には「赤ちゃん」とは思えない頼もしさだという。いざという時に頼れる男性は、女性からの評価が高いはず。同製品を片手に、かわいらしさと頼もしさをアピールしてみてはどうだろう。
本と思いきや? オシャレすぎるランプ
個人的に「欲しい!」と思った製品が、アークトレーディングの目玉展示品「Lumiosf」。本がモチーフで、開くと自動で明かりが点灯する充電式のポータブルランプだ。木で作られた本の表紙部には磁石が内蔵されており、金属面に貼り付けたり、360度広げてつるしたりこともできる。
充電式のため、室内はもちろん、キャンプなどへも手軽に持って行くことが可能。価格は税別2万7,000円と安くはないが、高性能LEDの優しい光で、好きなところで大人のムードを演出できる。
会場には他にも、インテリア好きをうならせるようなアイテムや気軽に取り入れたいアイテムなど、たくさんの魅力的な製品であふれていた。恋人が欲しい人は、気になる人を招く日を想定して、まずは素敵な部屋づくりから始めてはどうだろうか。