映画『フラガール』(2006年)の舞台にもなった、福島県いわき市にある温泉レジャー施設・スパリゾートハワイアンズの専属ダンサー“フラガール”の養成学校として知られる常磐音楽舞踊学院が、創立50周年を記念した公演を東京で開催する。7月9日、東京・有楽町にある東京国際フォーラムで行う。
同学院は、スパリゾートハワイアンズの前身“常磐ハワイアンセンター”の開業に先立ち、前年の1960年4月に開校。日本で初めてのフラダンス、ポリネシアン民族舞踊専門の学校として、以来50年にわたり300人を超えるフラガールを輩出してきた。
「イムア・未来へ」(イムア=ハワイの言葉で前進の意味)と題して開催される今回の特別公演では、楽曲「海の唄」の提供でフラガールと親交がある沖縄を代表するバンド・BEGINをはじめ、本場ハワイのアーティストなど、常磐音楽舞踊学院にゆかりのあるゲストとコラボレーション。また、第50期生となる今年の新人フラガール6人がステージデビューを果たすなど、フラガール 50年の歴史を集約し、これまでの感謝と未来への祈りを込めたメモリアルステージを披露する。
チケット料金は、S席が5,000円、A席が2,500 円。チケットぴあ、セブン-イレブン、サークルK・サンクス各店などで購入できる。なお、チケット代は、さまざま体験活動を通じて福島の子どもたちの成長支援に取組む「公益財団法人東日本大震災復興支援財団」の「福島こども力プロジェクト」に全額寄付される。