アメリカのディズニーパーク内で無許可でゲリラ撮影した、ブラックファンタジー映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』(7月19日公開)の第2弾スペシャルムービーが11日、公開された。

『エスケイプ・フロム・トゥモロー』場面写真

本作は、アメリカの「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」および「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で無許可で撮影した映像を元に製作。さらにその内容も、"黒い"夢の国を描いたもので、"最大の問題作"と注目を集めている。

主人公は、2児の父である平均的中年アメリカ人のジム。ある朝突然会社をクビになったジムは、口うるさい妻と言うことを聞かない子どもたちを連れて、ディズニーパークを訪れる。夢と魔法の国での現実逃避を試みるジムは、ゆがんだ幻想ワールドに入り込み、楽しいはずの家族旅行は、妄想と奇妙な出来事にあふれたシュールな悪夢へと変貌する。

7月19日よりTOHOシネマズ日劇をはじめ全国10館で期間限定上映が決定したが、このほど、本作の世界観の一部が伝わる第2弾スペシャルムービーが公開された。映像では、楽しげなマーチが鳴り響く"夢の国"で、幸せな時間を過ごすジム一家の姿と、その後、ジム一家の周りにだけ、悪夢のような妄想が映し出されるようになる様子が描かれている。