アウディ「A1 / A1 スポーツバック」にシリンダーオンデマンド搭載モデル

アウディジャパンはこのほど、プレミアムコンパクト「A1」「A1 スポーツバック」に、新たなラインナップとして、気筒休止システム・シリンダーオンデマンド(cod)搭載モデルを追加して発売した。


アウディ「A1 スポーツバック」	シリンダーオンデマンドのメカニズム(イメージ)

「A1」は2011年に発売され、2012年には機能性を向上させた5ドアモデルの「A1 スポーツバック」が登場した。1.4リットルTFSIガソリン直噴ターボエンジンと7速Sトロニックデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、アイドリングストップとエネルギー回生システムを搭載することで、優れた走行性能とクラストップの燃費性能を両立している。

今回発売されたのは、気筒休止システム・シリンダーオンデマンド(cod)を備えた1.4リットルTFSIエンジンを搭載したモデル。codは高速道路でのクルージング走行中など、定速走行でのエンジンの低負荷時に、4気筒のうち2気筒を自動的に停止するシステム。CO2排出量の削減と燃料消費の低減に大きく貢献する。気筒休止はドライバーにそれと気づかせないほど自然に動作し、ドライビングダイナミクスが損なわれることはないという。

この新エンジンはcodを採用すると同時に、ベースとなったエンジンの122PSよりも高い140PSを発揮する。トランスミッションは7速Sトロニックを採用し、ハイパワーでありながら122PS仕様エンジンよりもCO2排出量を低減しており、JC08モード燃費は20.5km/リットルを達成している。

価格は、「A1 1.4 TFSI cylinder on demand」が314万円、「A1 スポーツバック 1.4 TFSI cylinder on demand」が334万円(ともに税込)となっている。