6月2日~6月8日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。先週は台北でPCパーツ系のIT展示会COMPUTEXが開催されたほか、WWDCでの新Mac OS「Yosemite」やiOS 8、Surface Pro 3の国内発表など、大きな話題が相次いだ。
COMPUTEXでのトピックは多数あるが、特に押さえておきたいのはIntelによるBroadwellベースのノート向けCPU「Core M」。Core M搭載プラットフォーム「Llama Mountain」内蔵リファレンス機の展示ではコードが見当たらず、朝から夜までバッテリ駆動で動画を再生し続けるデモが行われていた。
一方、米国時間6月2日に開催されたAppleの開発者カンファレンス「Worldwide Developers Conference (WWDC) 2014」も注目度は高かった。新しいMac OSとなる「OS X Yosemite」はiOS 7に近いフラットデザインを採用し、ツールバーや通知センター、Spotlight、Safariなどが強化されている。
ほか5日には、多くの人が予想もしなかったであろう、人型ロボット「Pepper」がソフトバンクから登場。嬉しさや感謝の気持ちを数値化して認識する"感情認識機能"を備えた120cmのロボットだが、価格はハイエンドなノートPC1台分ほど約20万円と、ロボットとしては破格すぎる値段。孫代表が幼いころ夢見ていたという、"感情を持った鉄腕アトム"の実現につながってゆくだろうか。
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