もうすぐ父の日がやってくる。父親には感謝しているけど、口にするのは妙に照れくさい……そんな人もきっと多いのでは? そこで今回は、マイナビニュースの男性会員447名に「お父さんの尊敬できるところ」を聞いてみた。
Q.お父さんを尊敬・感謝していますか?
はい 77.6%
いいえ 22.4%
Q.それはなぜですか?また、エピソードや思い出がありましたら教えてください。
■育ててくれたこと
・「やっぱり子供を育ててきたことにはすごいと思います」(42歳/その他/販売職・サービス系)
・「ここまでバカな息子を育ててくれたので」(35歳/情報・IT/事務系専門職)
・「もう亡くなっているが大人になるまで育ててくれた」(50歳以上/建設・土木/技術職)
・「今まで育ててもらったこと、自分が親になって実感した」(48歳/自動車関連/事務系専門職)
・「義父でありながら、赤の他人である自分を育ててもらったこと」(46歳/自動車関連/技術職)
・「そんなに裕福でない経済状況にあったにも拘わらず、自分に教育の機会を与えてくれて感謝しています」(50歳以上/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■仕事にまじめなところ
・「ひたむきに働く後ろ姿」(50歳以上/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「60歳になってもバリバリ仕事をしているのは、すごいなあと」(27歳/その他/その他)
・「いやな仕事も弱音を吐かずやり遂げたから」(30歳/医薬品・化粧品/営業職)
・「新卒で入社してから定年まで同じ会社で40年近く勤務し続けた」(25歳/その他/その他)
・「土日も当たり前に出勤し、朝も6時から出勤していたので」(35歳/機械・精密機器/営業職
・「子供の頃はかなり怖かった記憶があるが、仕事一筋で生きてきたのが感謝に値する」(50歳以上/その他/技術職)
■家族を支え、養ってくれたこと
・「頑張って家庭を支えるために働いてくれたので」(46歳/情報・IT/事務系専門職)
・「働き通しで家族のために頑張ってくれた」(50歳以上/機械・精密機器/技術職)
・「家族を養うためにつらくても労働してくれたことを知っているから」(40歳/その他/その他)
・「収入が少なく、親の貯蓄で何とか生活している」(35歳/運輸・倉庫/その他)
・「私が仕事をするようになるまでは長年収入面で家計を支えて来たから、高齢にはなったが自営なのでいまだ自分の食いぶちは稼いでいる」(34歳/金属・鉄鋼・化学/その他)
・「社会人になって、働く大変さやつらさとお金を稼ぐしんどさを体感し、今まで家族を養ってきたのには、偉大な努力が重なっているものだと実感した」(22歳/機械・精密機器/その他)
■家族思いで優しいところ
・「休みの日はどこに遊びに行こうか?と楽しませることを考えてくれたから」(25歳/小売店/販売職・サービス系)
・「仕事が忙しくても文句を言わずに休みの日に遊びに連れて行ってくれたりしたから」(29歳/情報・IT/技術職)
・「自転車や逆上がりができるまで粘り強く教えてくれたから」(32歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「普段は仕事を頑張って行いしっかり稼いで来てくれる、休日は一緒に遊んだり料理をしたりしていました」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「あ子供のころ頻繁にゲームや野球で遊んでもらったので」(29歳/情報・IT/クリエイティブ職)
・「すごい仕事をしながら休みの日には子供と遊んだりしてくれていて、自分が仕事をするようになってからそれがいかに難しいことかを知ったので」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
■手先が器用なこと
・「手先が器用で、家にある物なんでも直していた」(50歳以上/小売店/事務系専門職)
・「日曜大工が何でもできるから」(31歳 男性 学校・教育関連 専門職)
・「生活次術を持っている、手先が器用で物置小屋まで建てた」(50歳以上/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「エンジンをばらしてまた組み立てられる、自分が持っていない技能を持っているところ」(28歳/情報・IT/技術職)
■その他
・「親だから当然、親に育てられたように自分の子供を育てたつもり」(50歳以上/ソフトウェア/クリエイティブ職)
・「幼い頃に他界したが、25年たった今でもまわりの人から伝説扱いされてるカリスマ」(38歳/不動産/営業職)
・「何も言わず実家に住まわせてくれているから」(29歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「これまでの人生の中でいくつかアドバイスをもらったが、いろいろ助かっている」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)
■「いいえ」と回答した方の意見
・「不倫して家を出て行ったから」(31歳/小売店/事務系専門職)
・「頑固過ぎて家族に迷惑をかけているから」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「母親に対してやさしくないから」(34歳/通信/事務系専門職)
・「今考えると、浮気をして離婚されかかっているし、仕事も転々としていて、どうしようもないおやじだった」(50歳以上/電機/技術職
・「反抗期と父親のリストラの時期が重なり、家で何回もやりあった」(27歳/医療・福祉/専門職)
■総評
「お父さんを尊敬・感謝している」と答えた男性は77.6%、していないと答えた男性は22.4%だった。育ててくれたことに対する感謝の声が最も多く、「大学まで行かせてくれた」「自分のやりたいことをやらせてくれた」「何不自由なく育ててくれた」といったコメントが相次いだ。自分が親になり「子育ての難しさを実感し、ありがたみが増した」という人も少なくないようだ。
また、家族を養い支えてくれたことに対する感謝の声も大きかった。社会人になってから、働くことや家族を養うことの大変さを知り「父親の偉大さを痛感」したという。定年まで勤め上げたこと、嫌な仕事も弱音をはかずにやり遂げたこと、家族のために休みなく働いてくれたことに対する尊敬の声も多く寄せられた。他にも、日曜大工など「手先が器用」なこと、会社で高い役職についたこと、釣りがうまいことなどが尊敬できる点として挙げられていた。
一方「いいえ」と回答した人からは、「仕事人間なので思い出がない」「感謝はするが尊敬はしていない」といったコメントが寄せられた。親を「反面教師」にしている人もいるようだ。
さまざまな意見が寄せられたが、普段は口にしなくても同じ男として、また親として父親を尊敬している人は多いよう。あなたは父親のどんなところを尊敬・感謝しているだろうか?
※本文と写真は関係ありません
調査時期:2014年5月1日~5月8日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性447名
調査方法:インターネットログイン式アンケート