ものまねメイクで話題のタレント・ざわちんが8日、オフィシャルブログを通じ、バッシングを受けていたことを告白し、AKB48総選挙での指原莉乃のスピーチがきっかけで励まされたことを明かした。
7日に行われた第6回AKB48選抜総選挙を自宅で見ていたというざわちんは、「最後の最後まで感動。本当に素晴らしかったです」と感想をつづり、中でもHKT48・指原莉乃のスピーチに「親近感がわく部分があって泣きそうになりました。同じ体験ではないですが似た体験をしたことがあるのでとても共感させられました」と心を動かされたのだという。
総選挙で2位になった指原がステージで語ったのは、とある書店での出来事。自身が飾った表紙を見たOL風の女性が「こんなのが1位ってAKBはすごく簡単」と発言していたことを受けて、指原は悔しさをにじませながら、「AKBはそんなに簡単な場所じゃないです。たくさんの人が悩んで悩んで、やっとここまで来ています」と主張した。
ざわちんは、「『◯◯さんのものまねメイクしただけで共演できるとかなんなの。』とか『ものまねメイクするだけでTVでれるんや!芸能人になれるんや!』とか ものまねメイクごときと扱いされたことがあって」と明かし、「なんだか、忘れている部分があるようで、なんで『今』があるかということ」とコメント。
「今があるのは一回きりの努力じゃない。一回きりのものまねメイクでもない。高橋みなみさんが言ったように『努力は必ず報われる』その言葉を力に私もやってきました」と振り返ると、「努力の大きさは全然比べものにはならないけど、"今の後ろ"にあるものを見ずに否定されるって本当に悔しいですよね。だから悔しさをバネにコンプレックスをバネにわたしもこれからがんばろうって改めて思うことができました」とつづり、指原に「本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。
ざわちんは、メイクのテクニックで著名人になりきる「ものまねメイク」でブレイク。板野友美をはじめ、さまざまなモデル・タレント・歌手に扮したメイクをブログで披露し、注目される存在に。今年1月18日に発売した自身初のものまねメイク本『ざわちん Make Magic』(1,620円 宝島社)は発売4カ月で14万部を突破した。