お父さんを尊敬・感謝していますか?

来週日曜は「父の日」。普段は照れくさくて言えない感謝の気持ちもきっと素直に言えるはず! そこで今回は、マイナビニュースの女性会員500名に「お父さんに感謝していること」を聞いてみた。

Q.お父さんを尊敬・感謝していますか?

はい 78.2%
いいえ 21.8%

Q.それはなぜですか?また、エピソードや思い出がありましたら教えてください。

■育ててくれたことに感謝
・「何不自由なく育ててもらったから」(26歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「ここまで育ててくれたのと、今で言うイクメンだったから」(22歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「堅実に働いて出世して、稼いだお金で育ててくれたから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「育ててくれたことに感謝している、昔はよくいろいろなところに連れて行ってもらったが2人で潮干狩りに行ったことが一番楽しかった」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「私を今までなに不自由なく育ててくれたから、大学受験や就職活動や結婚のとき、いつも力になってくれたから」(28歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
・「自分を社会人まで育て上げてくれた、仕事のグチを言わないし、子供の頃は遊園地や動物園等子供が喜ぶところへいろいろ連れて行ってくれる、何があっても泣かない、など理想的な父親だと感じます」(28歳/情報・IT/事務系専門職)

■大学まで行かせてくれた
・「毎日働いて、大学まで行かせてくれたから」(28歳/自動車関連/技術職)
・「子供三人を大学まで通わせ、定年まで勤め続けたから」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/その他)
・「3人も子供を大学まで行かせてくれて、自分たちの好きなことをやらせてくれた」(35歳/情報・IT/技術職)
・「大学と専門学校のふたつに通わせてくれたので」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「社会人になって働き始めてお金を稼ぐ大変さが身にしみて分かった、兄弟みんな大学にまで行かせてもらったから」(26歳/その他/その他)

■家族思いで優しいところ
・「学生のとき毎日駅まで送り迎えしてくれた」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「平日は仕事で疲れて帰ってくるのに、休みの日には子供につきっきりで面倒を見てくれている」(23歳 /医療・福祉/事務系専門職)
・「自分のものを買うより私たち子供のものを買ってくれる事の方が多かったので」(38歳/小売店/事務系専門職)
・「遊ぶことが大好きでむちゃくちゃクレイジーだけど、家族思いでかっこいいです」(26歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)
・「子煩悩な人で、小さいころ色んなところに休みのたびに遊びに連れて行ってもらい、楽しい思い出をいっぱい作ってもらったから」(24歳/医療・福祉/専門職)

■仕事にまじめなところ
・「有休もとらずに熱心に働いている」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)
・「毎日遅くまで働いてるのに、愚痴ひとつ言わず笑顔」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「転勤が多く、海外では日本人一人で頑張るなど、まねできないことを成し遂げているから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「ずっと辞めずに、しかも長期休みもなく仕事を続けていてえらいなと思う」(28歳/情報・IT/技術職)
・「社会人になって、お父さんの仕事が改めてすごいと思った」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

■頼りになるところ
・「機械に強く、壊れたものも直してくれるから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「勉強が非常にできる方なので、学校の先生よりも分かりやすく教えてくれました」(30歳/その他/その他)
・「車を直したり収納グッズを作ったり、たいていのことは自分で何でもやってくれるから頼りになる」(24歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・「頭が良く手先が器用で技術系の仕事をしていたため、家電に詳しくて良い物を買ってきたり、壊れたものもたいてい直せたりして頼もしかった」(28歳/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「会社や友達などとトラブルを起こした時に相談して、一番適格でかつ厳しいアドバイスで、いつも納得するし自分も反省できる、また、子供のころは何かあれば父が出るとこにでていくから安心しろ、といつも力強く心の支えになってくれた」(40歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

■その他
・「ワカサギ料理がうまい」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「これだけケチに育ったのは父のおかげだから、まあ、ケチだから消費税10%も乗り切れそうな気がしています」(24歳/自動車関連/事務系専門職)
・「国内外で活躍し、テレビに出るまで上り詰めた人だから」(28歳/金融・証券/専門職)
・「私の父親よりすごい人を見たことがないのですごく尊敬しています、雲の上の人みたいです」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■「いいえ」と回答した方の意見
・「ほぼ家にいなかったから」(27歳/通信/販売職・サービス系)
・「ワンマンすぎる性格で苦労してるから」(30歳/通信/販売職・サービス系)
・「もう亡くなりましたが、家族親戚の伝説に残る悪いオヤジだったので」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「病気の母を顧みなかった、暴力、金銭感覚の欠如もありしんどいので」(34歳/小売店/クリエイティブ職)
・「生まれた時から海外赴任していたし長く一緒に住んだことがない、父の家に行ったら愛人がいた」(32歳/医療・福祉/専門職)

■総評
「お父さんを尊敬・感謝している」と答えた女性は78.2%、「いいえ」と答えた女性は21.8%だった。一番多かったのは「育ててくれたことに感謝している」という回答で、とりわけ「兄弟の人数が多く教育費がバカにならないなか大学までいけた」「学費が高く大変だったろうに快く通わせてくれた」といった、勉学の支援に対する感謝の声が殺到した。

尊敬できる点としては「仕事にまじめ」なことが挙げられた。「働き始めて、社会の厳しさを知った」という人が多く、「毎日働いているお父さんがすごい人だと思えるようになった」「厳しい社会で何十年も働いていると思うと尊敬する」とのこと。良い役職についているのに決して自慢しないことや、家に仕事の愚痴を持ち込まないことなども尊敬できる点のようだ。

また、休日に遊んでくれたことや、面倒をみてくれたことに対する感謝の声もあがっていた。こうした点も、大人になってから「どれだけ大変なのかが分かった」とのこと。他にも、日曜大工が得意なことや、知識が豊富なこと、母親を大事にしていることなどが尊敬できる点として挙げられていた。

「亡くなってから偉大さを思い知らされた」「もっと親孝行しておけばよかった」という意見も散見された今回のアンケート。 「親孝行したいときには親はなし」と言うが、後悔することのないよう日頃の感謝はしっかり伝えたいものである。

調査時期:2014年5月1日~5月8日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性500名
調査方法:インターネットログイン式アンケート