6月に入り、全国各地での猛暑のニュースが連日のように報じられている。これからの季節に気をつけたいのが熱中症対策だ。熱中症の発生のピークは7月から8月にかけてだが、すでに熱中症による救急搬送も多く報じられており、6月でも熱中症には注意が必要だ。

屋外だけでなく、室内でも熱中症対策が必要

熱中症というと屋外で起こるイメージが強いが、実は就寝中などに室内で熱中症を発症するケースも多く、室内にいるからといって熱中症対策を怠ってはいけない。厚生労働省では、熱中症予防の啓発や注意喚起のために、ホームページ上などで「熱中症予防リーフレット」を配布しており、同リーフレットにおいても、室内で熱中症への注意が必要であることが指摘されている。

同リーフレットでは、熱中症の予防法のひとつとして、「熱中症になりにくい室内環境」を取り上げ、そのための3つのポイントを紹介。1つ目は「扇風機やエアコンを使った温度調整」、2つ目は「室温が上がりにくい環境の確保」、3つ目は「こまめな室温確認、WBGT値の測定」とされる。

このうち"WBGT値"は、「暑さ指数」とも呼ばれ、気温、湿度、輻射熱から算出される指数だ。環境省の「熱中症予防情報サイト」では、全国各地の暑さ指数の実測値と予測値を公表しているため、これら情報を参考にしつつ、エアコンなどを活用して、室内温度を適切に保つとよいだろう。

ちなみに、暑さ指数を算出する際は、気温、湿度、輻射熱のうち、とりわけ湿度の比重が多くなっている。このことからも分かる通り、熱中症予防では気温だけでなく湿度が重要であり、その点、扇風機よりはエアコンのほうが最適と言えそうだ。

気象予報士が熱中症対策のポイントを指南

熱中症対策については、厚生労働省や環境省のほかにも、気象庁や各地方自治体などがそれぞれのホームページで情報を公開している。また、エアコンの「大清快」シリーズを販売する東芝では、同社Webサイト上において、室内の熱中症対策に関するコンテンツを掲載している。

同コンテンツでは、気象予報士の河島未怜さんが、この夏の暑さや室内の熱中症予防などについて解説。河島さんは、室内の熱中症予防のポイントとして、「適切な室内の温度調整」を挙げ、同時に「屋内で熱中症にかかる人の多くは、過度の節約意識や高齢者の場合は暑さを感じにくくなっていることなどの理由からエアコンの使用を控えているケースが見られる」と指摘。

エアコンを活用して室内の温度調整をしっかり行うようアドバイスしつつ、「エアコンは電気代が気になるので、省電力で冷房ができるエアコンがあれば嬉しい」とコメントしている。

省電力なおすすめのエアコンは?

室内温度を適切に保ち、なおかつ省電力なエアコンとしておすすめしたいのが、東芝のプラズマ空気清浄エアコン「大清快 GDRシリーズ」だ。同製品は、日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトの公式エアコンとしても認定されている、熱中症対策の注目アイテムだ。

日本気象協会の「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式エアコンとして認定された東芝エアコン「大清快 GDRシリーズ」

大清快 GDRシリーズの最大の特長は、扇風機並みの省電力で電気代を気にすることなく冷房できる涼風運転機能。家計にやさしいのに加え、涼風は身体にもやさしく、冷房が苦手な女性や高齢者、小さな子どもでも快適に利用できるほか、就寝時などにも最適だ。さらに、プラズマ空気清浄機能により、微小粒子状物質のPM2.5なども除去することができる。

省電力で電気代を気にする必要がないので、たとえば、熱中症を発症しやすい就寝時にも気兼ねなく利用できるほか、自身の外出時であっても留守番をするペットのためにエアコンを点けておき、ペットの熱中症を予防するといったことも可能だろう。過度な節電意識で自身や家族、ペットの健康を損なわないためにも、省電力なエアコンを活用して、室内温度を常に適切に保っておきたいところだ。

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本稿でも紹介した通り、すでに6月でも熱中症対策が必要となっており、室内であっても熱中症への注意は怠れない。室内での熱中症を予防するには、エアコンなどを活用して、室内温度を適切に保つことが大切だ。エアコンの買い替えを検討している人は、この機会に省電力で電気代を気にせずに使えるエアコンを購入し、快適にこの夏の猛暑を乗り切ってみてはいかがだろうか。