ダイナコムウェア、人名外字4718文字やDynaFontを収録したフォントパック

ダイナコムウェアは6日、通常のPCでは表示できない、人名用に利用される人名記号外字(合計4,718文字)にDynaFontを18書体収録した外字(Gaiji)シリーズ「DynaFont 人名記号外字2 TrueType for Windows」を発表した。6月27日に発売し、価格は29,800円(税別)。

人名外字3,296文字、Biblos記号外字1,395文字、貨幣外字27文字など、DynaFontの外字4,718文字を全18書体で収録したフォント集。法務省指定の人名用漢字をすべて網羅しており、名刺や宛名を印刷するときなど、人名と記号をPCで正確に表示・印刷できる。

今回の製品は「DynaFont 人名記号外字 TrueType for Windows」の後継となり、前製品に収録されていた「平成明朝体」、「平成ゴシック体」、「平成丸ゴシック体」、「中太楷書体」、「行書体」の5書体に加え、新たに「隷書体」「新篆体」「教科書体」といった人気書体が追加されている。

また、Wordなどで文書を作成する際、MS明朝やMSゴシックなどのフォントと組み合わせて外字を使用すると、外字だけ違うデザインで表示され、違和感を持つことがある。だが、本製品では、そうした際も最適な表示が得られるデザインの明朝体/ゴシック体の外字専用フォントが付属しており、文書を美しく整えられる。

さらに、1つのフォントに標準の文字セットと外字部分を一緒に収録しているので、Windows Vista / 7 /8の各環境で問題なく利用でき、面倒な外字の設定も不要だ。対応OSはWindows Vista(SP2以上) / 7(SP1以上) / 8 / 8.1。光学式ドライブによるインストール環境が必要。

同社では本製品の発売を記念して、DynaFontネットショップにて優待価格キャンペーンを実施する。対象外字製品のユーザーを対象に、6月6日より12月25日までの期間限定で標準価格29,800円(税別)の「人名記号外字2」が、21,000円(税別)の優待価格で購入できる。