マイクロソフトは6日、6月11日に公開するセキュリティアップデートの事前情報を公開した。深刻度が「緊急」2件、「重要」5件の計7件のセキュリティ情報が公開されている。11日に「6月のセキュリティ情報」として置き換わる予定。
緊急の2件は、Internet Explorer(IE)やWindows OS、Microsoft Officeなどに影響しリモートでコード実行される恐れがある脆弱性に対処。いずれも要再起動。OSはWindows Server 2003 / 2008(R2含む) / 2012(R2含む) / Vista / 7 / RT / 8 / 8.1に、OfficeではMicrosoft Office 2007 / 2010に影響する。
重要の5件は、Microsoft Officeでのコード実行、Windows OSやMicrosoft Lyncサーバにおける情報漏えい、Windows OSにおけるサービス拒否や改ざんなどの恐れがある脆弱性に対処する。