オイシックスは6月5日、オフィス向けのぷち社食サービスを行うおかんと、資本提携したことを発表した。今後、事業提携に向けて協議を進めていくという。
現在、様々なBtoE(Business to Employee)サービスが提供されているが、その中でも特に従業員向けの食関連サービスのニーズは、今後の拡大が予想される。今回の事業・資本提携は、オフィス向け食関連サービスを提供するおかんと、今年新たにオフィス向けサラダデリバリーを開始したオイシックスが手を組み、両社がともに事業の拡大を目指すことを狙いとしている。
おかんでは、調達した資金をもとに、主力事業であるオフィス向け簡易設置型社食サービス「オフィスおかん」の利便性向上とサービス拡大を実施する。
同時にオイシックスも、5月に開始したオフィス向けサラダデリバリーサービスの導入先を拡大。また、Web・IT系のベンチャー企業を中心に導入が進んでいる「オフィスおかん」へ、オイシックスのプライベートブランドを卸すことで、サラダデリバリー以外でもオフィス需要を満たしていくことを目指す。
また、両社がお互いのクライアントへ相互にサービスを紹介し、導入先の拡大にも取り組む。オフィスへの商品配送も連携し、両社の配送効率を高める取組みも実施するという。