5月30日に日本公開を迎え、前作比203%のオープニング成績を記録した『X-MEN:フューチャー&パスト』で、プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイとマグニートー役のマイケル・ファスベンダーが、本作について語ったインタビュー映像がこのほど、公開された。

左から、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、マグニートー役のマイケル・ファスベンダー、プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイ

史上最強のテレパシー能力を持ち、人の心を読みコントロールできるプロフェッサーXと、磁力を操り金属を自由に動かせる、最強と呼ばれるマグニートー。常に対立する2人の間の感情について、「敵対心が大きいよね」というマカヴォイに続けて、「喪失感」「痛み」「愛」「怒り」と掛け合いのように2人で挙げていく。そして、ファスベンダーが「目標を実現するための手段が両極端だった」と核心をついた。

演じる2人の関係については、マカヴォイが「邪魔されたくないから会わないようにしてた。彼がいなくても僕は十分良い演技ができる」と皮肉交じりにコメント。そして、自身が演じたプロフェッサーXについて「徐々に崩壊し、自己嫌悪に陥っている。悲惨な姿だ」と言うと、「(体を)洗うのをやめたよね」とファスベンダーが口をはさむ。続けて、「だから異臭が漂っている。君が現れるシーンの度にヒューが鼻をヒクヒクしてる」と再現。冗談合戦のようなインタビューとなった。

本作は、未来と過去を舞台に、『X-MEN』のオールスターチームが史上最強の敵・センチネルに挑む『X-MEN』シリーズ最新作。2つの時代を舞台に描く本作では、プロフェッサーXとマグニート役でWキャストが実現した。前者をパトリック・スチュワートとジェームズ・マカヴォイ、後者をイアン・マッケランとマイケル・ファスベンダーが演じる。今回のインタビュー映像では、物語の鍵を握るミスティークについて「彼女の存在が脅威となる」ということも明かしている。