神木隆之介、瀬田宗次郎役で剣心の背中追いかけた「ハードル高く設定」

俳優の神木隆之介らが5日、東京･六本木ヒルズアリーナで行われた映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(8月1日･9月13日公開)の完成披露イベントに出席した。

原作は、漫画家･和月伸宏氏によって1994年から1999年まで漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。佐藤健が主人公･緋村剣心を演じ、2012年8月に公開された実写映画第1弾の前作『るろうに剣心』は、30.1億円を超えるヒットを記録した。その続編となる本作は、原作のクライマックスにあたる京都編をベースに描かれ、剣心の最大の宿敵となる志々雄真実が登場する。

志々雄が率いる特攻部隊"十本刀"の筆頭にして、最も長く仕える瀬田宗次郎を演じたのが神木。"天剣の宗次郎"と呼ばれ、劇中では剣心とも激しいつばぜり合いを繰り広げる。神木は観客の黄色い声援を受けながら、笑顔で登壇。「大好きな作品『るろうに剣心』、そしてその中でも大好きな瀬田宗次郎でこの作品に参加することができて、本当に光栄に思います」と心境を伝えた。

また、「自分が大好きだったからこそ、自分の中でハードルをできるだけ高く設定して、やっぱり殺陣もそうですし、立ち姿だったり振る舞い方だったりっていうのを1つ1つ考えながら、演じました」と役作りのエピソードを披露。「健くんの殺陣は前作から本当にすばらしい。終える背中がいてくれて、僕も一生懸命それを追いかけることができました」と刺激を受けながらの撮影だったことを明かした。

この日は神木のほか、佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、蒼井優、江口洋介、藤原竜也の主要キャストと大友啓史監督が出席。大雨の中、会場には約1,200人のファンが集まり、出席者たちはサインや握手などのファンサービスを行っていた。