リビタは、奈川県・横浜市の「横浜ランドマークタワー ドックヤードガーデン(国重要文化財)」に、「大人の部活」をコンセプトにしたシェアスペース「BUKATSUDO(ぶかつどう)」を10月にオープンする。
レンタルスペースやワークスペースを完備
同施設は、東京都・原宿の「THE SHARE」、東京都港区の「TABLOID」など、クリエイター向けの施設のプロデュースを手がけてきた同社が、横浜市芸術文化振興財団の推進する「ドックヤードガーデン活用事業」として開設する公民連携プロジェクトとして誕生する。
同施設の名称「BUKATSUDO」の DOには、「動」や「道」、「DO」に加え、「堂(人々が集う場所)」の意も込められている。みなとみらいのオフィスワーカーや、居住者、来街者等が肩書をはずして集い、日常を豊かにする趣味の活動や、街を豊かに変える活動(=部活)が生まれ、動き出す場となることを目指している。
施設内にはレンタルスペースとして、シェアキッチンやスタジオ、アトリエ、ミーティングルーム等を完備。「キッチン」は仲間とのパーティーのほか、料理教室の開催にも利用できる。「アトリエ」には、ものづくりに便利な工具等も設置。ダンスや音楽レッスンなどに利用できる「スタジオ」には、ミラー壁面・音響・プロジェクターも備えている。
「ホール」は、セミナーや上映会などに適した造り。その他、8名程度の小さな会合に適した「ミーティングルーム」や、館内BGMを流すDJやインターネット放送ができる機材が整った「ブース」も設置する。
ビジネスマンのセカンドオフィスや自習用のスペース、個人事業者のコワーキングスペースとして使用できる「ワークラウンジ」も併設する。デスク席からソファ席まで、フルタイム利用から一時利用まで、様々なスタイルで利用が可能。レセプションを兼ねたコーヒースタンドは、誰でも気軽に立ち寄ることができる。
また、コミュニティー活動を行う個人または団体に限り「部室」の利用もできる。メンバーの活動場所として、たまり場として、道具の置き場としてなど、会社帰りや昼休みに、ふらっと立ち寄り利用することが可能。
6月25日からプレオープン
6月25日からはプレオープン期間として、コーヒースタンドの一般営業、会員制ワークラウンジ、レンタルスペースの提供を開始する。期間中は、同施設が主催する講座やワークショップ・イベントを随時開催する。