伝説のポップグループ"ザ・フォー・シーズンズ"の実話を描いた、クリント・イーストウッド監督最新作『ジャージー・ボーイズ』が、9月27日に日本公開されることがこのほど、明らかになり、劇中カットが日本初公開された。

クリント・イーストウッド監督最新作『ジャージー・ボーイズ』のワンシーン

ザ・フォー・シーズンズは、米ニュージャージー州出身の4人の若者で結成し、1960年代に世界的人気絶頂を極めたグループ。彼らの実話を描いたミュージカルは、ブロードウェイで8年以上のロングランを続けており、このたび、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』『グラン・トリノ』など数々の名作を手がけるクリント・イーストウッド監督により映画化が実現した。

本作では、彼らの友情と裏切り、栄光と挫折を、「シェリー(Sherry)」「恋のヤセがまん(Big Girls Don't Cry)」など名曲の数々とともに描き出す。そして、世界中のアーティストたちにカバーされている名曲「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」誕生の裏に隠されたドラマにも迫る。このたび、日本初公開の劇中カットとして、彼らが美声を披露しているワンシーンが公開された。

製作総指揮には、ザ・フォー・シーズンズのメンバー、フランキー・ヴァリ、ボブ・ゴーディオ本人自らが名を連ね、ミュージカル版に続き、脚本と楽譜集はマーシャル・ブリックマンとリック・エリスが担当。歌曲はボブ・ゴーディオが作曲、ボブ・クリューが作詞を務める。

キャスト陣は、ブロードウェイ版でトニー賞を受賞した舞台俳優ジョン・ロイド・ヤングが、本作でもリード・ヴォーカルのフランキー・ヴァリ役を続投する。そして、グループの曲すべてを単独あるいは共同で書いた、ボブ・ゴーディオ役はエリック・バーゲンが務め、オリジナル・メンバーであるニック・マッシとトミー・デヴィートを、マイケル・ロメンダとビンセント・ピアッツァがそれぞれ演じている。また、オスカー受賞のクリストファー・ウォーケンが、マフィアのボス、ジプ・デカルロ役で出演する。

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