人気特撮作品『ウルトラマン』に登場する怪獣・レッドキングが、円谷プロダクションの造形部門が手掛けたソフビ人形シリーズ「LSS(Legend Sculpture Series)」の第1弾『LSSレッドキング』として立体化され、現在バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約受付がスタートしている。
「LSS」シリーズは、怪獣の着ぐるみを3Dデジタルスキャンなどの先端技術を用いて立体化し、精巧に再現したリアルフィギュアシリーズ。製作は、円谷プロダクションの造形部門と言われているプロ集団「LSS(ライトスカルプチャースタジオ)」が手がけ、その名前を関したソフビ人形の新たなブランドとしてスタートする。
第1弾となるレッドキングは、スーツ(着ぐるみ)を3Dデジタルでスキャニングして取り込んだデータを基に原型が製作され、着ぐるみの持つ重量や質感が、実物と変わりない造形や彩色で再現されているという。全高約400mmという圧倒的なサイズは、これまでに発売された既存のソフビ人形と比べても、その大きさは歴然。造形・彩色・サイズなど、すべてにこだわり抜いて製作されたレッドキングの立体物の決定版となる。
商品価格は13,990円で、予約締切は2014年7月31日23:00。商品の発送は、2014年11月を予定している。
なお、「プレミアムバンダイ」の特設ページでは、制作者の品田冬樹氏と澗淵隆文氏のインタビューが公開されており、この中で品田氏は「模型製作をしている人からすれば、卑怯なくらいの造形」、澗淵氏は「三年間眠っていた原型が、バンダイさんの手でやっと日の目を見ることになりました。立体図鑑と言っても過言ではないです」と商品の出来に太鼓判を押している。
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