一般社団法人リノベーション住宅推進協議会はこのほど、「第4回リノベーションアイデアコンペ」の参加作品応募受付を開始した。
木造密集地域の良さを残しつつ防災をカバーできるアイデアを募集
同コンペは、「リノベーション EXPO JAPAN 2014」の一つとして開催されるコンペイベント。オリンピックに向けて建て替えが進められる「木造密集地域」を、どのようにリノベーションの手法で変えることができるのか、多様なアイデアを募集する。
テーマは「萌える防災」。「リノベーション」は、古い建物を改修して使用する行為が発端だが、今では地域活性の領域など、発想の転換を伴いつつ多様な領域・視点を提供する包括的なソリューションとなっている。同コンペではこの現状をふまえつつ、街の魅力を形作る大きな要素でもある「木造密集地域(以下「木密」)」を対象とした。行政主導で建て替えが進む木密地域の、「良さ」は残しつつ、「防災」もカバーできるような、リノベーションの発想を持った多様なアイデアを募るという。
9月上旬の一次審査、11月3日の最終選考会を通過し、最優秀賞に選出されたアイデアには賞金30万円が、優秀作品賞には賞金10万円が、視点特別賞には賞金5万円がそれぞれ贈呈される。
応募締め切りは9月8日17時。応募は「第4回リノベーションアイデアコンペ 公式ページ」への事前登録後、インターネット上で可能。郵送・持参の受付は不可となっている。