日本気象協会は3日、デザインファクトリーと共同企画・開発した「ライフサポートチェッカーシリーズ」のマスコットキャラクター『熱中くん』をモチーフにした新商品「携帯型熱中症計 熱中くん」を発売した。
同商品は、ボタンを押すだけでその場の気温と湿度から、日本気象協会独自の計算手法で熱中症指標値(WBGT 近似値)を算出。今いる環境の熱中症の危険度を5段階(「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」)のLEDライトで知らせる装置となっている。
「厳重警戒」「危険」のときは、LEDライトだけではなく、ブザーが鳴り注意喚起もする。10分おきに自動的に計測して知らせる機能(見守り機能)も付いているため、自分では気づきにくい環境の変化も知ることができる。
デザインは、日本気象協会が推進するプロジェクト「熱中症ゼロへ」の熱中症予防PR大使として活躍している「熱中くん」をモチーフとしている。サイズは手のひらにのるコンパクトな大きさで携帯もしやすい。裏面には、気温と湿度を表示する。カラーは白・ピンク・青の3種類。価格はオープン。市場想定価格は2,200円(税別)。