大井川鐵道はこのほど、7月12日から運行開始する「きかんしゃトーマス号」の運転時刻や関連イベントの概要を発表した。

千頭駅に展示されている「ヒロ」(9600形蒸気機関車)

「きかんしゃトーマス号」は、C11形227号機に『きかんしゃトーマス』の意匠を施した特別仕様の蒸気機関車。7月12日から10月12日までのべ50日間、新金谷~千頭間を1日1往復(新金谷駅10時38分発・千頭駅11時51分着、千頭駅14時10分発・新金谷駅15時27分着)運転する。千頭行・新金谷行ともに、到着後に駅構内の転車台で方向転換を行う。

午前の運転終了後、12時40分から約1時間は、千頭駅構内に展示している9600形蒸気機関車の隣に並んで停車する。この9600形蒸気機関車は、3月22日から『きかんしゃトーマス』のキャラクター「ヒロ」に変身した姿となっているため、「トーマス」と「ヒロ」が並ぶ珍しい姿を写真に収められる。

「きかんしゃトーマス号」の運転に合わせ、千頭駅では7月12日から9月28日まで「トーマスフェア」も開催。「ヒロ」の展示のほか、転車台見学、トーマスミニSL乗車、トーマスふわふわ、トーマス関連グッズ販売などのさまざまな企画が駅構内で楽しめるという。入場料500円。千頭駅まで列車を使用しなかった場合は駅入場料150円が別途必要。

新金谷車両区では、7月12日から9月28日の「トーマス号」運転日に車両整備工場の一般開放を行う。開放時間は9~10時と15時30分~17時。入場料は4歳以上500円。