6月14日スタ―トのディズニー・チャンネル『世界のディズニーリゾートへGO!』(毎週土曜18:00~/日曜20:00~)でナビゲーターを務めるお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリがこのほど、番組への意気込みや、取材で訪れたカリフォルニア ディズニーランド・リゾートの魅力などを語った。

同番組は、世界のディズニーリゾートを番組ナビゲーター自ら体験する体感型情報番組。カリフォルニア、フロリダ、パリ、香港のショーやパレード、アトラクションをはじめ、フードやグッズ、ホテルなど、各リゾートの楽しみ方をゴリが体験しながら紹介する。すでに、4月20日~24日にカリフォルニア ディズニーランド・リゾートでロケを実施。今後、フロリダ、パリ、香港のディズニーリゾートも訪れる。

『世界のディズニーリゾートへGO!』でナビゲーターを務めるガレッジセールのゴリ

――『世界のディズニーリゾートへGO!』のナビゲーターに決まった時の気持ちは?

だれもがうらやむ仕事、だれもが行きたい海外、だれもが行きたいディズニーリゾート。神様からプレゼントもらったみたいなうれしい気持ちと、「いいなぁ」って言い出す家族への後ろめたさと、同時に沸き起こりましたね。(家族に)伝えた時にはやはり、「いいなぁ。何でパパだけ」って。だから「スケジュール的にもきついから大変だと思うよ」ってわざとつらい演技とかしましたよ。顔は笑ってるんですけどね。

――ロケで訪れたカリフォルニア ディズニーランド・リゾートで印象に残っていることは?

オスカーさんです。オープン翌年の1956年からずっと現役で働いている"オスカーさん"という80代のコックがいるんです。その方がウォルト(ウォルト・ディズニー)に会った時の話がすごく印象的で。毎朝のパークの中を回り、レストランの味をチェックしているウォルトから「常に完璧を求めなさい。その心が大事だ」と言われた時に、満足することなく努力し続けることがお客さんを笑顔にし続けることにつながるんだと、オスカーさんは感銘を受けたそうです。その話を聞いて、この精神が世界中のキャストに受け継がれて、これだけ世界観を作り上げられるんだと思いました。頑張ろうって思わせてくれますよね。同じエンターテイメントの世界。もっと喜ばせたいってなってくるんです。

――カリフォルニアで気に入ったアトラクションは?

「カーズランド」がすばらしいです。「ラジエーター・スプリングス・レーサー」にぜひ乗ってもらいたい。もうサイコー! カーズの映画の世界観をそのままに巨大なカーズランドを作り上げているんです。ルート66の道もあるし、メーターもいるし、ライトニング・マックィーンもいるし。実際に車に乗ってレースが体験できて、まぁ楽しい! 自分が映画『カーズ』の一員になった気、車に乗っているというか、自分自身が車になった気になるんですよ。

――ディズニーの仲間たちにも会えましたか?

ミッキーマウスに会いました。ハグしてしゃべって。日本からロケに来たって聞きつけて、会いにきてくれたんです。ほかにもアラジンやチップとデール、グーフィーにも会いましたよ。「グーフィーズ・キッチン」というレストランがあって、そこではたくさんの仲間たちと会うことができるんですよ。グーフィーの耳、気持ちよかったなぁ。優しい耳なんです。例えるなら保母さんの優しさ。

――そのほか印象に残っていることは?

映画『ウォルト・ディズニーの約束』が好きで2回見ているんですが、P.L.トラヴァースという『メリー・ポピンズ』の原作者をトム・ハンクス演じるウォルトがディズニーランドに迎えるシーンで登場する、ミッキーの顔を花で作った花壇のあるエントランスに行った時は鳥肌が立ちましたね。映画の場所でもあるし、実際にこの話の本当の場所でもと考えると、鳥肌のスタンディングオーベーションでした。

――家族で見ているというディズニー・チャンネルの好きな作品・キャラは?

うちの子供たちは『フィニアスとファーブ』が好きで、すぐママに告げ口をするお姉ちゃんのキャンディスが、娘は大好きなんです。似ているんですうちの娘と(笑)。お兄ちゃんがこそこそ何かやっていることをすぐお母さんに告げ口するんです。僕のこととかも。僕個人としては、『ウェイバリー通りのウィザードたち』の魔女の女の子(アレックス)が好きです。実際にコントで演じたことがあって妙に親近感があって。

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートを訪れた時の写真 @Disney

――これからロケを行うフロリダ、パリ、香港のディズニーリゾートで楽しみにしていることはありますか?

動物が好きなので、フロリダの「ディズニー・アニマルキングダム」にあるホテルに泊まりたいです。窓をあけたらキリンがいるって言うんですもん。動物たちに「お前人間側にいるけど、お前ゴリなんだからこっち側だろ」って呼ばれる可能性もあるんですよ。そしたらそっち側に行こうかなって(笑)。あと、フランス語をしゃべっているディズニーの仲間たち、「イッツ・ア・スモールワールド」の歌、キャストのみなさん…それも今までと違う感じだと思うんですよね。今まで日本語か英語でしか聞いたことないですから。それがフランス語になって、香港に行ったら中国語になって。どうなるんだろうって楽しみですね。

――番組をどんな人に楽しんでもらいたいですか?

ディズニーリゾートに行くと感じるのが、世代と性別が偏ってないんですよね。人間だったら好きなはずです。人間じゃなくても好きですよ。入場券の買い方を知らないだけで、本当は来たいんですよ。ウサギもフェレットも。だってカモがいるんですよ。カモは自ら飛んでくるんですって。楽しいってわかってるんですよ。そして、子供を産んで、子ガモがパーク内を歩いてるんです。しかも人間を警戒しないんです。(普通)動物は人間を警戒しますから、よくよく考えるとすごい場所なんだって思います。動物が安心して歩ける国。パリや香港でもカモがいるか楽しみですね。もしかするとカモ以外も、動物がいっぱい飛んでくる可能性ありますよ!

ゴリがナビゲーターを務める6月14日スタートの『世界のディズニーリゾートへGO!』は、6月中は毎週土曜18:00~19:00、日曜20:00~21:00に放送、7月以降は毎週土曜18:00~18:30、日曜20:00~20:30放送となる。