ニュージーランド航空は6月2日、新機材の購入計画を発表。エアバスA320neo(new engine option)13機を国際線のナローボディー機の一新に、A320 1機を国内線の拡充に充てると発表した。
A321neoは2017年末頃~2019年に納品予定
カタールのドーハで開かれている国際航空運送協会(the International Air Transport Association)の年次総会で同社CEOクリストファー・ラクソン氏は、エアバス・グループ民間航空機部門の顧客業務担当最高執行責任者(COO)ジョン・リーヒー氏との購入契約を調印。今回購入するA320neo 13機は、次世代エンジンと燃料効率の良いシャークレットを搭載し、最大15%の燃費向上が期待される。
A320neoは、現在、タスマン・南太平洋路線の大部分を占めるA320型機13機と入れ替える予定となっている。購入契約にはA320neoのみならずA321neoも含まれており、その構成比率は今後の決定となるものの、3機以上のA321neo購入を見込んでいる。
A321neoは、現在、タスマン・南太平洋路線に就航しているA320型機に比べ座席数が38席多く、座席供給量が増加する。A321neoの納品は2017年の末頃から2019年にかけて順次行われる予定。また、国内線に投入予定のA320機は2015年初頭の納品を予定している。