今年もまた、夏の定番イベントCOMPUTEX TAIPEIの季節がやってきた。COMPUTEX TAIPEIは台湾・台北市で開かれる世界最大級のコンピュータ見本市だ。2014年の会期は6月3日から6月7日までの5日間。ブース出展を中心に、関連イベントやカンファレンスも豊富に行われ、数多くの新製品が登場が見込まれる。

COMPUTEXのメイン会場のひとつ「Taipei World Trade Center」(TWTC)

今年はIntel広告の隣にQualcommの巨大バナー広告が並び壮観な眺めだ

TWTC内のブースは今年も絶賛設営中。毎年開幕日の昼間には大体出来上がっているのだが、今年も不安を覚えるほど完成していない

COMPUTEX開幕を翌日にひかえた本日2日は、IntelやAMD、ギガバイト、ASUSなど先行して記者向けカンファレンスを開催するメーカーも多い。Haswell登場と重なった2013年と異なり2014年は若干落ち着いている印象もあるが、例えばASUSでは同社会長のJonney Shih氏が、Intel次世代CPUを搭載する12.5型のWQHD 2in1ノートPC「Transformer Book T300 Chi」や、12.5型のWindowsタブレットと4コアAtomプロセッサ搭載の5型Androidスマートフォンを組み合わせられる「Transformer Book V」など、注目機種を多数紹介した。

ASUS Transformer Book V。12.5型Windowsタブレットの背面にAndroid 4.4 搭載5型スマートフォンを着脱できる異色PC

こちらは同時発表となる4K解像度のASUS ZENBOOK NX500。解像度は3,840×2,160ドット、Intel Core i7-4712HQプロセッサにWindows 8.1を搭載する

この「Transformer Book V」の形状は、10.1型液晶の背面にスマートフォンが着脱できるPadFone2とよく似ているが、タブレット部とスマートフォン部それぞれにOSを搭載し各自スタンドアロンで駆動可能。同社は、Android 4.4搭載スマートフォン、12.5型のWindowsタブレット、(スマートフォンを背面に接続することで)12.5型Andoridタブレット、(キーボードを接続することで)12.5型WindowsノートPCの5変形で利用できるとしている。このASUSイベントの詳細は追って掲載する。

イベントでは、Android 4.4搭載の「Fonepad」や「MEMOPad」新製品も発表された。写真左がAtom Z3560(1.83GHz)内蔵のFonepad 8(白)とFonepad 7(黒)、写真右がAtom Z3580(2.3GHz)内蔵のMEMOPad 8

マイナビニュースでは今年も、現地台湾よりCOMPUTEX 2014のレポートを随時お届けする。続報に期待いただきたい。

コンパニオンさん特集記事も全力で掲載予定! 乞うご期待!!