JR西日本岡山支社は14・15日、旧津山扇形機関車庫(岡山県津山市)の一般公開に合わせ、キハ33形車両の転車実演とDE50形機関車の「頭出し」を実施する。

キハ33形車両(JR西日本提供)

キハ33形は50系客車を改造した車両で、1988年にわずか2両のみ製造された貴重な車両。転車実演では、この車両を載せた状態で転車台が回転する迫力の光景が楽しめる。一方、DE50形機関車は1970年、国内最大最強のエンジンを積んだ機関車として、1台のみ製造された車両。「頭出し」は同車両を庫内から3mほど引き出すイベントで、普段は隠れている車両先頭部側面の見学や写真撮影が楽しめる。

一般公開への参加には事前の申込みが必要。6月13日までに、JR西日本岡山支社営業課内「旧津山扇形機関車庫見学係」まで電話で申し込む(平日のみ)。見学当日は、午前10時までに現地に集合することとなっている。