イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニはこのほど、アジア太平洋地域で初となる「ランボルギーニ・ポップアップ・ミュージアム」が香港にオープンしたと発表した。会期限定のこのミュージアムでは、同社の50年に及ぶ歴史が名車の数々とともに紹介される。
このミュージアムはドイツ、イギリスで実施し、好評を博したもの。第3回目の開催はアジア太平洋地区を代表するマーケットである香港で開催されることとなった。9月までの会期中、ランボルギーニの歴史と「House of the Raging Bull(暴れ牛)」のストーリーを香港の人々に伝える。また、今秋発売予定の新作書籍「Lamborghini - 100 years of innovation in half the time」のお披露目も、出版に先駆けて行われる。
会場では、地元のコレクターの協力を得て、過去から現在に至るまでの伝説のモデルの数々が展示される。オープニング・セレモニーには、創設者フェルッチオ・ランボルギーニの代表作でもあるフォーシーター型「400 GT 2+2」、同社のアイコンともいえる「カウンタック LP400」、そして20台のみ限定生産された「レヴェントン」の3台が登場した。
ミュージアムにはこの3台に加え、先駆的なオフロードモデル「LM002」や「ムルシエラゴ40周年記念スペシャル・エディション」、8台のみ生産された「ガヤルド LP 550-2 香港20周年記念エディション」、さらに「アヴェンタドール LP 700-4」などが展示される。あわせてランボルギーニ車の写真コレクションも公開される。展示内容は定期的に入れ替わる予定だ。