JR東海、NTTブロードバンドプラットフォーム、日本テレビの3社は1日から、東海道新幹線車内でコンテンツ閲覧サービスの実証実験を開始した。東海道新幹線N700A車両にサーバーを設置し、運行情報をはじめ、ニュース、映画、電子書籍などのコンテンツを無線LANにより配信するという。
これらのコンテンツは、スマートフォン、タブレット端末、パソコンの無線LAN機能を使用することで無料で閲覧できる。ただし、パソコンでは動画コンテンツは閲覧できないとのこと。初回利用時のみ、年代、性別、職業、メールアドレスの登録が必要となる。
同サービスはN700A車両5編成限定で実施するため、試験を実施している列車では車内放送などでその旨を乗客に案内するとのこと。今回の実証実験では、利用状況からニーズの把握に努めるとともに、技術的な課題を確認する。実証実験の期間は9月30日までだが、試験の状況によって期間を変更する可能性もあるという。