JR東海は7月26・27日、浜松工場の一般公開イベント「新幹線なるほど発見デー」を開催する。毎年好評の新幹線の車体上げ・車体載せ実演、運転台見学などのイベントが行われるほか、今年は東海道新幹線開業50周年を記念して、「ドクターイエロー」の車内特別公開も実施するという。

「新幹線なるほど発見デー」で車内特別公開が行われるドクターイエロー

「ドクターイエロー」車内特別公開は事前申込制。希望者は、往復はがきにて6月2~19日の期間に申し込む必要がある。両日とも見学できるのは約200組(1組は5名まで)までのため、応募多数の場合は抽選となる。その他、新幹線の運転台見学、小学生対象の車掌体験、小学校高学年対象の「こども探検隊」も事前申込制。車掌体験は、制服を着用してN700Aのグリーン車内で車内改札などを行う約40分間の体験。「こども探検隊」は、浜松工場スタッフの案内で構内を巡る約40分間のツアーだ。

高所作業車・衛星通信車をはじめ、保守作業などに使用する車両の展示、N700A・700系車内見学、こども制服記念撮影と、事前申込なしで参加できるイベントも多数用意。パンタグラフの上昇・下降やブレーキ動作の体験、スタッフによる新幹線の機器類の説明、N700A車両の最新技術の紹介など、新幹線についてより深く学べるコーナーもある。

小学生以下を対象に、東海道新幹線の現役運転士が車内で運転士の仕事を紹介する「教えて! 運転士さん」も人気の催し。各日約150組限定で、会場にて当日の午前・午後の2回に分けて整理券を配布する。

「新幹線なるほど発見デー」の開催時間は両日とも10~15時(最終入場は14時30分)。雨天決行だが、悪天候などにより中止になることもある。