お笑い芸人の宮川大輔とケンドーコバヤシが30日、東京・千代田区のよみうりホールで、全国ライブツアー最終公演「あんぎゃー 東京公演」を行った。
「あんぎゃー」は、宮川とケンコバが、毎月1回のペースで47都道府県を"行脚(あんぎゃ)"する18歳未満禁制のフリートークライブ。2009年の北海道から始まり、海外公演も実施してきた同ツアーは、約5年の歳月を経て、この度、東京で最終公演を開催した。
公演前に報道陣の取材に応じた宮川は、「2人でしゃべると下ネタばっかり。放送できんのなら、ライブでやろうと」とツアーのきっかけを語り、「地方独特の県民性がありましたね」と"行脚"を楽しんだ様子。一方、「今日は思い出を振り返る感じでいこう」と意気込むケンコバは、「大輔さんは、佐賀のスナックで60歳くらいの人とチークダンス踊ってちょっとキスしていた」とエピソードを暴露。ツアーを始めて5年の間に子どもが誕生した宮川は、「何言ってんねん!」と慌てるも、「ガッツリや!」と胸を張って笑いを誘った。
約1,000人の観客が集結したライブで、ケンコバは登場するなり「47都道府県のおっぱいを揉みまくってました」とツアーを振り返ってニヤリ。「ツアーはケンコバの彼女、嫁さんを探す目的もあった。『子どもが欲しい』ってっしょっちゅう言ってるし。セックスがしたいだけやろ?」と宮川に突っ込まれると、「子作りがしたい! 避妊をしたくない! だって、何十年も避妊をしてるのは結婚してないから」と本音を吐露。その後のトークは、コンドームの付け方を実演するなど下ネタ全開で、会場を沸かせていた。
オープニング後は、写真を使って過去の様子を振り返り、最悪だったワースト地域の話題に。10人ほどのヤンキーに絡まれた話や暴走族が来た話などを身振り手振りで紹介し、ケンコバは「おかげで学んで、ヤバそうなものに近寄らんようになった」と苦笑い。締めトークでは、なぜかケンコバのトイレ事情の話になり、ウォシュレットで肛門に水を入れて洗浄しているというケンコバは、「手洗いうがいと一緒。"トー"って言ったら開くから、簡単に入る」と勧めるも、宮川は「遊び過ぎてるからやろ!」と呆れていた。
また、この日は、新たに2週目となる「あんぎゃー」を8月から開催することが発表され、ライブ前に宮川は、「1週目で出来へんかったことをやりたい。面白かったおばちゃん、おじちゃんたちにも会いに行きたいですね」とコメント。ライブ最後に観客に向けて発表したケンコバは、「みなさん是非、来てください!本当の『あんぎゃー』はこんなもんじゃない」と含み笑いし、宮川も「オープニングのコンドームの話みたいなやつを1時間半くらいやるから」とアピールしていた。