全世界で4億8,000万ドル以上の興行収入を記録した『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(9月公開)の予告編が30日、公開され、衝撃のストーリーや猿たちの進化、アクションシーンなどが明らかになった。

『猿の惑星:新世紀』場面写真

本作の舞台は、高度な知能を持つ猿たちが、傲慢(ごうまん)な人類への反乱を引き起こしてから10年後の世界。別々のコミュニティを築き上げた猿たちと、市街地に身を潜めていた人類のわずかな生存者たちが、森で遭遇し一触即発の事態が発生する。異なる種でありながらもお互いに家族や仲間を持つ猿と人類。それぞれのリーダーは、"共存"と"対立"の間で葛藤し、種の存亡をかけた決断を迫られる。

本作の最大の見どころは、よりエモーショナルな深みを増したドラマ。猿たちのリーダーであるシーザーと、人類の生存者グループの穏健派マルコムの葛藤を軸に、彼らが胸を引き裂かれる決断を迫られていく過程を描き出す。そして、予告映像のラストで描かれているように、人類と約2,000頭の猿が、地球上での生き残りをかけて壮絶なバトルを繰り広げる。

前作に続いてシーザーを演じるのは、『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムや『キング・コング』のキング・コングを演じた俳優のアンディ・サーキス。そして、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェイソン・クラーク、『裏切りのサーカス』のゲイリー・オールドマン、『M:i:III』のケリー・ラッセルが、共存と対立の間で揺れる人間の苦悩を体現する。監督はマット・リーヴスが務める。

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