総合広告代理店DACグループは5月8日~10日に「田植え研修」を、5月15日~17日に「リンゴの花摘み研修」を行った。
広告代理店なのに農業体験!?
同社は、社員の人間成長を目指し、「人間成長プログラム」として春と秋に年代別の研修を実施。今回は春期研修の一環として行われたものとなる。
都会に住んでいると、日本人の主食である「米」を、毎日当たり前のように食べているものの、その有り難みや農家の人に対する感謝をつい忘れてしまいがち。「田植え研修」では、田植え体験を通じ、日々の食に感謝する気持ちをあらためて持つと共に、同期との共同作業を通じ、より仲間意識を強固にすることを目指している。また、こうして植えた苗が穂をつける秋には、稲刈り研修も実施されるという。
期間は、5月8日~10日。対象は入社2年目の社員(新卒・中途ともに)。場所は、栃木県那須市。
リンゴが木になっているところを見たことがある人は多くない。しかし、リンゴは収穫まで細かい作業が必要となる。「リンゴの花摘み研修」では、普段当たり前に口にしているリンゴが実となる行程を知り、その作業を体験することで、「田植え研修」と同様、食の有り難みを実感すると共に、同期との絆を深めていく。なお、実がなる秋にはリンゴの収穫研修も実施される。
期間は、5月15日~17日。対象は入社3年目の社員(新卒・中途ともに)。場所は、岩手県盛岡市。
同社では他にも、"人間成長"を目的にした、ユニークかつ多様な研修を年代別に実施。今後は、8月「富士山登山研修」、9月「稲刈り研修」「リンゴ収穫研修」、11月「ハーフマラソン研修」などを予定している。また、世界を知ることも"人間成長"につながるという考えから、バンコク、香港、ハワイ、ニューヨークなどへも研修として社員を送り出している。