恋愛・結婚マッチングサイトを運営するマッチ・ドットコム ジャパンは、25~35歳の独身女性264名を対象に、「シングルマザー」に関する意識調査を実施し、「第37回Match.com 愛の調べ~シングルマザー編~』として結果を発表した。調査期間は4月16日~20日。

「事情によっては「未婚の母」という選択もやむを得ないと思いますか?」

独身女性の5割以上が「未婚の母」に理解あり

調査ではまず、「事情によっては"未婚の母"という選択もやむを得ないと思いますか?」と質問したところ、「思う」(54.2%)、「思わない」(15.9%)、「どちらとも言えない」(29.9%)という結果に。「未婚で妊娠したが、周りの反対で中絶したことを今になって後悔しているから(28歳/印刷)」、「父親がいることが必ずしも幸せとは限らないから(30歳/営業事務)」といった意見が並び、半数以上の女性が「未婚の母」という選択もありだと考えていることがわかった。

一方、「思わない」と答えた人からは、「経済的にも精神的にも子どもが幸せになれないから(25歳/無職)」、「私自身が母子家庭で育って苦労してきたから(26歳/一般事務)」など、母子家庭の厳しい現実に対する声が寄せられた。

7割がシングルマザーの恋愛に理解

「シングルマザーでも積極的に恋愛した方がいいと思いますか?」

次に、「シングルマザーでも積極的に恋愛した方がいいと思いますか?」という質問をしたところ、「思う」(27.7%)、「少し思う」(45.5%)と答えた人は7割以上となり、多くの独身女性が、シングルマザーの恋愛に対して多少なりとも理解を示していることがわかった。

「思う」と答えた人からは、「子どもがいても第二の人生を楽しんだ方がいい(34歳/マスコミ)」「女性であることを忘れずに一生恋愛するべきだと思うから(28歳/印刷)」といった声が寄せられた。また、「少し思う」と答えた人は「子どもの理解を得られる年齢もしくはまだ小さいときならいいと思う(34歳/一般事務)」「子育てをおろそかにしなければ恋愛は自由だと思う(32歳/マスコミ・事務)」など、子どもの気持ちに配慮した上での恋愛ならば賛成するといった意見が目立った。

「母親ってすごい!」と思ったエピソードとは?

「母は強し」という言葉もある通り、女性は母親になると強くなるという。そこで、「母親ってすごい!」と思ったときのエピソードについて聞いてみた。

「父の浮気相手にも冷静に対応していたこと(30歳/公務員・図書館司書)」、「朝早く起きてお弁当をつくり、夜まで働いているのに愚痴ひとつこぼさないこと(30歳/、医)」、「女手ひとつで私たち4人姉妹を育て上げてくれたこと(27歳/公務員・図書館司書)」、「私の反抗期にあきらめず付き合ってくれたこと(33歳/証券・秘書)」、「プールで溺れかけたとき、服を着たまま母が飛び込んで来てくれたこと(34歳/建設・事務)」、「電話越しでも子どもの気持ちに気づいてくれること(33歳/電子機器・CAD製図)」など、母親の偉大さ、そして子どもへの愛情あふれるエピソードが多数寄せられた。

ちなみに、最も共感できるシングルマザーとして、1位「安室奈美恵(歌手/36歳)」(18.2%)、2位「竹内結子(女優/34歳)」(6.8%)、3位「千秋(タレント/42歳)」(6.1%)が上位にランクインした。