東京ステーションシティ運営協議会は30日から6月30日まで、「東京駅 まるごとやまがたフェア」を開催する。
東京駅で山形の魅力をまるごと体感!
JRグループは6月14日から9月13日まで、県、地元自治体、各種団体、観光事業者などと連携して「山形デスティネーションキャンペーン」を開催。同フェアは、これにさきがけて行われる。旅の出発地である東京駅で、山形の食・文化などを体感してもらい、足を運ぶきっかけを創出することが目的としている。
同フェア期間中は、JR東京駅構内と駅周辺の施設で、山形県産食材を使用したメニュー・商品の提供、物産展、観光PRイベントの開催、駅弁販売などを行う。
山形県産食材をさらにおいしくアレンジ
「山形食材創作メニューフェア」では、同県の食材を使用した創作メニューや関連商品を、12施設の約70店舗で提供する。使用される主な食材は、畑なす、さくらんぼの「佐藤錦」、山菜の「ねまがりたけ」、ブランド豚の「米の娘ぶた」、ブランド米「つや姫」、民田なす、舟形マッシュルームなど。
主なメニューは、京葉ストリートにある「加藤牛肉店 銀座」の「特選 山形御膳」(3,500円)。1日限定10食で、山形牛、雪国育ちの自然薯、おかひじきなどの県産食材を使用。エキュート東京にある「平田牧場」の「平牧金華豚合盛弁当」(1,700円)は、1日限定20食。山形食材の平牧金華豚とつや姫を使用している。
改札外では、キッチンストリートの「天ぷら けやき」が提供する「山形天ぷら定食~紫陽花~」(1,800円)。雪国育ちの自然薯、アスパラガス、ねまがりたけ、民田なすを使用。6月25日~7月15日の各日14時から販売する。
東京ステーションホテルの「日本料理 しち十二候」では、「山形DC 特別おつまみ膳と山形の日本酒2合」(7,000円 消費税・サービス料別)を1日限定10食提供。山形の地酒に合う酒肴が三の膳まで用意される。
天ぷら けやき「山形天ぷら定食~紫陽花~」(1,800円・左)、東京ステーションホテルの日本料理 しち十二候「山形DC 特別おつまみ膳と山形の日本酒2合」(7,000円 消費税・サービス料別)の一の膳(右) |
「山形の物産展」は、駅構内2カ所のイベントスペースで開催。第1会場は、地下1階の「びゅうスクエア」、第2会場は1階「新幹線南のりかえ改札前」で、同県の特産品や、名菓などを取りそろえる。
東京駅初登場の駅弁も
5月30日~6月8日には「駅弁屋 祭」にて、「山形駅弁フェア」を実施。県内で駅弁を製造している3社から20種類を超える駅弁が集合する。実演コーナーでは、6月3日まで山形駅の「山形特選牛めし」(1,100円)、4日~17日には、米沢駅の「米澤牛牛肉辨當」(1,250円)を販売する。
5月30日の11時からは、観光PRイベントとして、オープニングセレモニーを行う。会場は「びゅうスクエア イベントステージ」。東京駅長・山形県東京事務所長による開会あいさつを始め、ミス花笠による花笠踊り、やまがた舞子による演舞などが披露される。
同フェアの詳細は、30日に公開される、東京ステーションシティのWEBサイト内の特設ページで確認することができる。