関東エリアの鉄道事業者19社局と警察庁、警視庁、埼玉・千葉・神奈川の各県警は6月2~13日、「痴漢撲滅キャンペーン」を共同で実施する。
期間中、勇気を持って声を上げることで痴漢被害を撲滅しようとのメッセージを劇画風に表現したポスターが、各社局でいっせいに掲出される。JR東日本ではポスターの掲出に加え、山手線・中央線・京浜東北線・京葉線車内の「トレインチャンネル」でも、ポスターと同じ内容の車内広告を放映するという。
その他、車内や駅構内での放送、首都圏の主要な駅での警察官らと鉄道事業者社員による痴漢撲滅イベントの実施などを通して、痴漢撲滅と被害発生時の駅係員などへの通報を呼びかける。警察もキャンペーン期間中の6月2~6日を「痴漢対策強化期間」に設定し、警戒をとくに強化する。