イケア・ジャパンはこのほど、「日本人の庭/ベランダ/バルコニー利用に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、4月28日・29日の2日間、全国の20歳以上の男女を対象に実施。1,000名より回答を得た。
余暇利用しない理由は「面倒」「狭い」
まずは回答者全員に「家の中で余暇を過ごす場所として使用する中で、使用時間が長いのはどこか」をランク付けしてもらい、ポイントをつけて人気順の結果を算出。「リビング」「寝室」が上位に上がり、アウトドアリビング(庭/ベランダ/バルコニー)は6カ所中5位にとどまった。
次に庭/ベランダ/バルコニーがある989人に対し、「平日・休日にアウトドアリビングを使うか」を質問。平日は55.3%、休日は53.4%が使用しているという結果になった。
「これらの設備の理想的な使い方」には、最も多くの人が行っている「洗濯物を干す」以外にも、「ガーデニング」「読書」「お茶や食事」として使いたい(余暇利用)という声があげられた。
一方で、「アウトドアリビング空間を余暇利用していない」と回答した365名に活用していない理由を聞いたところ、それぞれ「面倒」「狭い」「周辺環境が悪い」が上位に上がった。
アウトドアリビングを楽しみたい人は5割以上
そして再び回答者全員に「アウトドアリビング空間を趣味や憩いの目的で使いたいか」についても調査。既婚者で「興味がある」と答えた人は63.5%で、未婚者の同回答を11.1%上回った。また、既婚者を子供のいる人・いない人で分けた場合、子供がいる既婚者は63.6%が「興味がある」と回答し、子供がいない既婚者の54.9%よりも多い結果となった。