ヤマハは5月29日、オーバーイヤー型のヘッドホン「HPH-PRO400」を発表した。発売は6月中旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は34,000円前後(税込)。

エボニーブラック(左)とアイボリーホワイト(右)の2色がラインナップされる

上位モデル「HPH-PRO500」と同様に、ネオジムマグネットを採用した50mmの大口径ドライバーを搭載する密閉ダイナミック型のヘッドホン。HPH-PRO500でアルミ製だったハウジングがABS樹脂となり、質量は369gから289gと軽くなった。加えて、イヤーパッドは柔らかいウレタン素材が採用され、ヘッドバンドはクッション性が高くなっており、軽量さと相まって、大口径ヘッドホンでありながら快適な装着感が実現されている。

主な仕様は、インピーダンスが23Ω、最大入力が1,000mW、出力音圧レベルが105dB(1kHz)、再生周波数帯域が20Hz~20kHz。ケーブルは脱着式で、1.2mと3mのケーブルが付属する。1.2mケーブルの中程にはiPhone/iPod/iPadの操作に対応したマイク付きリモコンが備えられている。

「HPH-PRO300」に新色アドバンスレッド

「HPH-PRO300」の新色アドバンスレッド

また、既発表のオンイヤー型ヘッドホン「HPH-PRO300」にカラーバリエーションモデルとして新色アドバンスレッドが追加された。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税込)だ。

HPH-PRO300はドライバーサイズを40mm径とし、HPH-PRO500より全体のサイズダウンが図られたポータブルヘッドホン。主な仕様は、インピーダンスが53Ω、最大入力が300mW、出力音圧レベルが107dB(1kHz)、再生周波数帯域が20Hz~20kHz。質量は200gだ。