フェンリルは29日、同社製ブラウザ「Sleipnir」の最新版「Sleipnir 6 for Windows」を公開した。同社Webサイトより無料でダウンロードできる。対応OSはWindows Vista / 7 / 8。
「Sleipnir 5 for Windows」からのメジャーアップデート版。閲覧中のWebページの中から自動でよく見るものを抽出し、サムネイル状で一覧表示できる「お気にタブ」機能を新搭載した。これにより、多数のタブを開いていた場合でも、手軽によく見るサイトにアクセスできる。
お気にタブの一覧は、「キャビネット画面」から確認可能。キャビネット画面では、「お気にタブ」「最近閉じたお気にタブ」のほか、現在開いているタブを表示する「その他のタブ」が確認できる。
キャビネット画面は、ブルー・グレー・イエロー・レッド・グリーン・パープルの6つを用意。用途に応じ、例えば「仕事」「プライベート」など、用途に応じて名称を変更し、お気にタブを管理できる。キャビネットの追加や削除は不可だが、各キャビネット間でお気にタブのサムネイルをドラッグ&ドロップし、お気にタブの移動が可能だ。
お気にタブは、ユーザーがWebページを見た回数や日付をもとに、独自アルゴリズムで分類される。目安として、1日5回程度閲覧すればその日のうちに認識されるという。