Mozilla Japanは28日、Firefox OS開発者向けのリファレンス端末「Flame」の国内販売を行うと発表した。販売方法、価格等は未定で、後日、ウェブサイト上で情報を提供する。

リファレンス端末として国内販売予定の「Flame」のスペックについては、詳細は明らかにされていない。ウェブサイト上では、従来端末よりも高速なCPUと大きいメモリ、高解像度ディスプレイを搭載し、NFC、Bluetoothにも対応するという。また、TELECやJATEなどの認証を受けたものとなるとしている。

ただし、プレオーダーを開始した海外版に関する情報がある。海外版では、4.5インチサイズで、ディスプレイ解像度は854×480ピクセル。CPUは1.2GhzデュアルコアのQualcomm MSM8210 Snapdragonを採用する。カメラはメインが5MP、サブが2MP。RAMは1GB、ROMは8GMで、microSDカードにも対応。バッテリは1800mAhで、デュアルSIMにも対応する。通信面では、Wi-FiがIEEE 802.11 b/g/n、Bluetoothaはバージョン3.0、GSMは850/900/1800/1900MHz、UMTSは850/900/1900/2100MHzに対応。海外でのプレオーダー価格は送料込みの170ドルとされている。

なお、同端末に関する情報はウェブサイトのフォームよりメールアドレスを登録することで、最新の情報をメールで受け取ることができる。