米アクロニスは27日(現地時間)、HDD/SSDのパーティション操作や、ディスククローンを作成できるユーティリティソフトの最新版「Acronis Disk Director 12」を発表した。すでにアクロニス・ジャパンのWebサイトから日本語版を購入できる。ダウンロード版のみとなり、価格は5,600円(アップグレード版は3,600円)。

Acronis Disk Director 12のメイン画面

Acronis Disk Director 12では、Windows 8およびWindows 8.1を正式にサポート。HDD/SSDの既存データを残したまま、パーティションの統合 / 分割 / サイズ(容量)変更 / コピー / 移動が行える。また、従来のBIOSベースに加えて、UEFIベースのPCにも対応した。Acronis Disk Director 12のブートメディアを作成し(CD、DVD、USBメモリなど)、ブートメディアから各種機能を使うこともできる。

そのほか主な機能は、損失または削除パーティションの復元、ミラーボリュームを追加して耐障害性を向上、MBR/GPTディスクの変換、異なるファイルシステムのパーティション統合、複数の物理ディスクにまたがるスパンボリュームをサポート(最大32台)など。

対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、対応ファイルシステムはFAT16 / FAT32 / NTFS / Ext2 / Ext3 / ReiserFS3 / Linux SWAP。

パーティションサイズの変更

パーティションの分割

ボリュームの作成

ディスクのクローン作成