東芝は米国において27日(現地時間)、8型および10.1型のWindows 8.1搭載タブレット「Encore 2」を発表した。8型モデルの価格は199.99ドル~、10.1型モデルの価格は269.99ドル~。ともにOffice 365 Personalの1年間のサブスクリプション権が付属する。
8型モデルは、MicrosoftがOEM向けに開始したWindows無料提供プログラムを適用した製品と思われる。このプログラムは9型未満のタブレットおよびスマートフォンを対象としており、同社が4月に開催した開発者向けカンファレンス「Build 2014」でアナウンスされた。
Encore 2の仕様は8型モデルと10.1型モデルで共通の部分が多く、CPUが4コアのIntel Atom プロセッサー、メモリが最大2GB、液晶解像度が1,280×800ドット、ストレージが最大64GB。無線LANはIEEE802.11nに対応する。バッテリ駆動時間は一般的な使用で約10時間、動画再生時で約8時間。インタフェースは、Micro HDMI、Micro USB 2.0、microSDカードスロット(最大128GB対応)、500万画素のリアカメラなどを搭載する。
重量は8型モデルが約368g、10.1型モデルが約545gとなっている。米国では7月上旬の発売、欧州では9月末までの発売を予定している。