キヤノンマーケティングジャパンは28日、イメージスキャナ「imageFORMULA」シリーズの新製品として、1パス両面スキャンに対応したコンパクトモデル「imageFORMULA DR-P208II」を発表した。6月5日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は21,800円(税別)。

imageFORMULA DR-P208II

1回の搬送で表面も裏面も読み取る「1パス両面スキャン」が可能なコンパクトスキャナ。USBバスパワーで動作しるスティック状の小型モデルながら、最大10枚の用紙をセットできるADFを装備する。スキャン速度はカラー/モノクロとも8枚/分(A4 200dpi時)。「自動原稿サイズ検知」「斜行補正」「白紙スキップ」といった機能と組み合わることで、スキャンの効率化が図れる。

本体には、スキャンソフトウェアの「CaptureOnTouch Lite」が内蔵されている。PCとUSB接続し、リムーバブルドライブとして認識されるDR-P208IIのディスク領域から、CaptureOnTouch Liteを起動してスキャンを行う。この仕組みによって、PCにソフトをインストールすることなく使用できる。また、PCにインストールして使用するフル機能版のCaptureOnTouchも同梱し、WindowsとMacも対応。

主な仕様は、イメージセンサーがCIS、光学解像度が600dpi、光源がLED。対応原稿サイズは幅が50.8mm~216mm、長さが70~356mm、長尺紙が最大3.000mm。最大トレイ積載量は20枚。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはトレイを閉じた状態でW285×D95×H40mm、トレイを開けた状態でW285×D257×H174mm、重量は約1kg。