東京都交通局は6月1日から、消費税率引上げにともなう都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーの運賃改定を実施する。
改定率は、都営地下鉄が2.857%、日暮里・舎人ライナーは2.839%。普通運賃のうち、「PASMO」などICカードを利用して乗車する際の運賃は1円単位になる。現金やきっぷでの乗車は10円単位。
これにより、都営地下鉄の初乗り運賃は現行170円からきっぷ180円・ICカード174円へ変更に。定期券も値上げになり、5キロ程の1カ月通勤定期券は現行7,600円から7,810円に、1カ月通学定期券は現行4,080円から4,190円に変更となる。
日暮里・舎人ライナーの初乗り運賃は、現行160円からきっぷ170円・ICカード165円へ改定。定期券についても、1キロ程の1カ月通勤定期券は現行6,240円から6,400円へ、1カ月通学定期券は2,880円から2,950円へと値上げになる。
なお、都営地下鉄三田線の目黒駅、白金台駅、白金高輪駅を相互に発着する区間(特定区間)については、東京メトロ線の運賃を適用するため、4月1日に運賃改定済み。